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Sunset hills

byサントス

初心

2008-05-25 15:49:45 | old times
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

いろんな意味に受け取れますね。
素直に受け止めると、
物事に感謝できる人はすごいことなんだよね。
そんな自分になりたいですね。
なれるかな~?
まぁどうでもいいことかも。
素直が一番いいですね。

魚が掛かると、釣竿も頭を垂れてくれるのです。
けれど魚との出会いがないとそうも行かない。
釣れない魚に対して
「素直じゃないねぇ」
といったところで釣れない現実は変わらない。
素直じゃない自分が竿を持って、
海辺にたたずんでいるわけです。

けれど型物を獲ったり数が釣れたり、
なかなか獲れない貴重な魚が釣れると
素直に喜んでいるうちはいいけど、
有頂天になったりするとね・・・。

素直じゃないね。
いや、こんなことを書いている自分が
素直じゃないのかもしれないですね。

一人前に魚が釣れる様になるまでは半端じゃない。
個人のスタイルもあるし、条件もある。
条件ばかりを選べるといい釣りが出来るとはいえない。
それでも釣れない時もあるわけです。

「今日はヘチを狙うぞ!」
「今日は潮目を狙うぞ!」
「今日は底を狙うぞ!」

と凝り固まったところで大した釣果に
つながらないこともしばしばです。

必勝パターンがあったとしても
魚との出会いが無ければ意味が無い。
釣れない釣りに意義を見出すことは簡単です。
ですがそれを素直に受け入れるのは
かなり抵抗があるときもあります。
いい思いをしたことがある人ほど、
技量があればあるほど
苦しみは大きくなります。

「今日はビギナーズラックを狙ってきます!」

あながち間違いではなさそうです。
パターン化した釣りにマンネリズムを感じたり、
さらに長期的なスランプにおちいった時は
原点に戻った方がいいかもしれないですね。
アスリートのような釣りを楽しむのも
はたまた五目釣りを楽しむのも
はたまたハゼ釣りを楽しむのも
初心者もベテランも
釣れた時の手ごたえっていいものですね。

「釣れるほど頭の垂れる穂先かな」

やっぱり釣りは下手な方がいいのかもしれませんね。



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