今期まともに降った雪の翌日である。
いたるところ押し固まった雪の上を恐る恐る歩く人たち。
自転車も恐る恐るである。
いつもだったら平気で追い越すのに、
注意を十二分にはらってからの追い抜きである。
今日は近場でよかった。
幸いにして道が空いていたので
移動自体は早かった。
道路に出ていつもの道に入ろうとしたら
何やら誘導棒で止められる。
早速事故現場を見てしまう。
気を入れなおして再び走っていると同じである。
あとは私の前をさえぎるようにして
コンビにの駐車場に入っていったママチャリがスッテンころりん。
押せばいいのに・・・。
夕方、気温が下がると再び氷が硬くなる。
飛ばさないからいいのだが、
中にはかなり飛ばしている人もいた。
怖くないのかな。
スタッドレスだがなかなかいい乗り心地である。
以前ならズルズルと滑っていた場所も
タイヤがアクセルで振れずにまっすぐ走る。
そして止まる。
とはいえスタッドレスもすべるが、
通常のタイヤと比べたらコントロールができる範囲である。
非常に乗りやすい。
いい感じである。
最近、ガソリンの値段が下がっている。
ずいぶんと安くなって助かっている。
一時は170円近くしたのに今では110円を下回る。
需要と供給の関係というよりも、
投機の対象となることで相場が変わる。
得をする人もいればどこかで誰かが損をしている。
あまり好ましいことではないがそれが現実である。
原油の値段が高かったときには、
今後値下がりはまったく見込めないと思った。
代替エネルギーが模索される。
草木や廃材から糖を抽出してアルコール燃料をつくる。
サトウキビからアルコールを作る。
森林の間伐材を燃料にする。
いろいろとアイデアがあったものである。
メタンハイドレートもその一つである。
それ以外には藍藻類から石油を作るというもの。
輸入でエネルギーが安く入るうちはそんなことはどうでもよくなる。
値段が上がって危機迫られると悪あがきをする。
「休耕田を活用すれば、日本は原油の輸出国になれる。」
それはメタンも同じである。
震災から5年近く経過する。
原発の問題収束もまだまだ長い道のりである。
過去のオイルショックを乗り越えてきたのだが、
そのたびにエネルギー問題が取り上げられる。
ソーラー、風力、波力、地熱といろいろある。
また蓄電技術もある。
けれど輸入に頼っている問題はいつまでも本腰にならない。
CO2 の排出問題もある。
海が悲鳴をあげ始めている。
余分なCO2と熱を吸収していた。
人口問題もある。
考えないといけないことはたくさんある。
地球が泣いている。