ようやく長い一日が終わる。
昨年から続いていた仕事の案件がようやく終わりを迎える。
今日は社員さんにレスキューを頼む。
高圧洗浄後の配管のつまり、
水は流れるのだが勢いがイマイチ。
ハウジングメーカーの方が図面をみて
５０ミリの配管だとお客に言う。
けれど器具が接続されているのは４０ミリ。
おまけに３か所曲がりが入っていて、
決して図面通りではない。
それに高圧ホースがスルッと入っていかない。
お客さんの不信感もクライマックスだったのだか、
二人掛で４時間の奮闘、
あれこれやっても・・・。
原因ははがれた油糟が水路をふさいでいた。
横引が約５メートルと長く、
通常の排水で流れてくれなかったようである。
色々と準備をしていったが、
長い一日がようやく終わる。
憎まれ口の一言でもいただければと思ったが、
返ってきたのは「お支払いします。」
とのことだった。
けれど今日は頂くつもりもないし、
セルフクレーム扱いとする。
一円の儲けにもなせらないが、
別にカッコつけているわけでもない。
器具は正常、つまりの解消がされて
１年ぐらい問題なく使えないといけない。
流し場ということもあって
日常の生活に差し支えては困る。
長いお付き合いを考えたら、
杓子定規にもなれない。
エンジニアと作業員、
レベル云々はどうであれ、
少しぐらいはエンジニアでいたい。
弱虫の意地なのかもしれないが・・・。
ただプロ用のツールが入っていかないのには
今後に少し不安をおぼえる。
色々と難しいチャレンジである。
