この季節、歓送迎会が多い。
あまり人付き合いの多いほうではないが、
お世話になった方が担当を離れたりする。
仕事の仲間ではないが、
20年近くお付き合いのある方が役職を退任する。
昨日は現場でクタクタだったのだが、
材料だけは買いそろえて置いた。
といえど卵ぐらい。
いやいや、フルーツソースとスプレーホイップも。
けれど夜は体力もなくなり動けなくなる。
まぁ作らなくともいいかと思ったが、
朝5時に目覚めてしまったので
体が完全に起きた7時からケーキを焼く。
とはいえ小1時間で焼けるので会合までには間に合う。
ほっかほっかの焼きたてケーキの粗熱を少しとり、
ペーパーで軽く包む。
あまり湿気がこもらないよにと思ったが
なんとかちょうどいいところに収まってくれた。
退任される首長がどうやら甘いもの好きのようだった。
まぁそんなことどうでもいい。
なぜならこちらにしてみればおっさん趣味はない。
20センチのスクェアケーキ、
残りはスタッフの方々で頂いたようである。
夕方、ちょいと顔を出したら
とても喜んでいただけた様である。
バターが高価な季節てある。
バターが高価になりパウンドケーキを焼くのをやめて
もっぱらスポンジケーキを焼く。
コストを下げたいのが一番の理由である。
久しぶりに焼いたのだが、
油脂類にバターを使うのは久しぶりであった。
オーブンからバターの焼ける香ばしい香りが漂い、
朝から気分が高揚する。
焼けるまでの25分間は表面の焼き色を気にしながら
出来上がりを楽しみに待っている。
この時間がまたなんとも言えない。
オーブンの天板を外して網に変える。
その上にピザストーンを乗せる。
遠赤外線効果が高いと言われている。
いつもだと180℃に合わせるのだが、
今日は170℃と少し下げてみた。
おそらく効果があったのだろうと思う。
いい感じに焼けてくれた。
やはり数をこなさないと上手にはなれない。
センスないから仕方ない。