休みがあると釣りへと出かけたい。
以前はいつもそう思っていた。
年々、達成動機というかモチベが少なくなってきた。
釣りに出掛ける時、
車は便利であり不便でもある。
便利なところは自由に足を延ばせるところ、
不便なのは運転かな。
神奈川方面に釣りへ出かけた時の事、
仕事を終えて風呂を浴び、先輩を乗せて出かける。
夜の9時頃から翌日までぶっとうし。
途中、休憩と場所替え、
夕方近くには体はボロボロになる。
帰路について高速に乗るや、
とんでもない睡魔に襲われる。
「少し休ませてください。」
大黒ふ頭のパーキングで車を止めたのは18時ごろだった。
その後は時間の経過を感じず熟睡していた。
自分の脳内時計では30分ぐらいのつもりであったが、
気が付くと25時30分の午前様。
今はどうか知らないが、
当時は大黒ふ頭で数百ワットのアンプとスピーカーで
音楽を鳴らすのが流行っていた。
目が覚めた時にはあちこちで音楽がなっていた。
そんなこと知らず爆睡していたのだから仕方ない。
「ぼちぼち帰ろうよ。」
気付けのコーヒーを買ってさらに2時間ほど運転する。
いま考えると事故を起こさなかったのが不思議なくらいだった。
若さのなせることだったのかもしれない。
最近は慣れないカメラをおもちゃにしている。
以前、友人に言われたことを思い出す。
「メモリアルを大切にしてください。」
そういえば自分のメモリアルというものは苦い思い出ばかり。
それとて自分の記憶に残ることである。
ただ人と違うことをして自己満足に浸っていたと思う。
他人とはなかなか共感できない自分がいた。
パーソナルな部分はもちろん必要だが、
他人と共感できる部分を持ち合わせていないと・・・。
この歳になって随分と反省するばかりである。
数年前に歩き旅に出たのも、
そういう葛藤みたいなものがあったと思う。
お金と時間に余裕があるのであれば、
相棒のサンバーで日本一周してみたいものであるが、
現実はそうもいかない。
せいぜい仕事のエリアで寄り道するのが関の山である。
それでも楽しいものである。
湘南エリアを歩いた時の写真をアップしました。
とくに下調べもしなかっので、
街を歩いて撮ったスナップです。
調べれば楽しい場所、絵になる場所もあるのでしょうが、
仕事の合間でもあり時間もなかった。
それでも小一時間の散歩はなかなか楽しいものであります。
「ちい散歩」という番組が好きだった。
今は「若大将のゆうゆう散歩」という番組に変わってしまった。
何気ない街を少し歩いて色んな発見をする。
故地井さんも現在の番組の加山さんも、
とてもすごい洞察力を持っていると思う。
なかなか歩いていてあれこれ気が付けるものでもない。
加山さんに変わってから久しいが、
バトンタッチしたころは、正直番組らしいものではなかった。
それだけ地井さんの築いた番組イメージは強かったのだと思う。
今では加山色にすっかり定着して
素敵な番組になったと思っている。
話は転々と変わるが、
子供の時に観た映画のワンシーン、
加山さんが若大将シリーズでの水泳のシーンを見て
泳げるようになりたいと思った。
若大将シリーズって昭和のトレンドだったのだと思う。
そして今でもトレンドを作っていける加山さんは
とてもすごい人だと思う。