帰省するとおふくろから何か作れと頼まれる。
勝手をしらないお勝手で料理を頼まれても
中々機敏に動けるものでもない。
こちらは体はお休みモードであるが、
たまの親孝行と奮起する。
出された食材はレタスと茄子と山芋。
ふと湧いた料理は茄子と山芋のトロロをレタスで包んで蒸したものだった。
トロロの中にはキノコやグリーンピースを入れて
出汁醤油で少し味付けをしてみた。
蒸しあがった料理の見た目こそ悪かったが、
蒸した野菜の味に両親が喜んでくれた。
翌日も頼まれたのだが、
今度は豆腐と卵と鳥ミンチのお焼きを作った。
野菜と味噌を少し入れて大葉に乗せて焼いてみた。
見た目は昨日より良くなった。
美味しかったのだが父親の顔が少しつらそうだった。
聞いてみると味は良かったのだが大葉を噛み切れないとのことだった。
元気でいてくれる両親に感謝している。
いつまでも元気でいて欲しいと願う。