垣谷美雨さんの『後悔病棟』を読みました!
内科医の主人公早坂ルミ子は末期癌の患者を診ているが、患者の気持ちがわからないのが悩みで、つまり対人関係が苦手。
患者の『心の声』が聞こえるという不思議な聴診器を拾ったところから、物語が展開されていきます。
末期癌の患者ということは、余命幾許もない方が多い…忘れられない後悔、胸にずっとある『あのときああすれば…』の結末を体験出来るという不思議な物語。
『人生は選択の連続である』
どちらを選んだとしても、人は選ばなかった方の人生に心が残ってしまうものなのだ…と気付かせてくれます。
今の自分を肯定して、よりよい選択ができるよう心がけたいです…