大阪ビジネスカレッジ専門学校 ペットビジネス学科ブログ 『犬バカU・ω・U』

ペットビジネス学科のめっちゃハッピー&"犬だらけ"な日々♪

校外研修★盲導犬協会編

2008年10月06日 | Weblog
こんにちは~

ワンコ紹介がストップしていますが・・・

今回も私、犬バカ担任がトレーナー専攻・ペットビジネス専攻の校外研修、

関西盲導犬協会について報告します★


に乗り込み、いざ京都へ~


(バスから降りて、少し歩いて協会へ!)

この、関西盲導犬協会には、「盲導犬クイール」のお話でクイール役を演じたワンちゃん、本名ラフィーくんがいます


(ラフィーくん。もう7歳!)


協会のスタッフの方に、盲導犬協会のお話や、盲導犬についてお話をしていただき、
実際に盲導犬のお仕事や訓練についてのデモンストレーションを見せていただきました



ラフィーくんはとってもお利口さん


盲導犬とユーザーさんを繋ぐ、ハーネスという道具を付けるとき、自分から進んで頭を入れていました



ハーネスを付けて、訓練をすること、お仕事をすることが大好きなんですね

盲導犬の主なお仕事は、段差コーナー障害物をユーザーさんの目の代わりとなってお知らせして、安全に誘導することです


(段差に前肢をかけて止まってお知らせ!)


(障害物をよけて誘導!自分が通れても、ユーザーさんが通れない所もしっかり判断しています!)

目の不自由な方は盲導犬の他に、白杖を使って、自分で歩く方法と、人の手につかまって歩く方法があります。


でも、やっぱり盲導犬と一緒に歩くことが一番のようです

全国で約5000人もの方が盲導犬を必要としている中、1023名の方しか盲導犬と生活できていないのが現状だそうです。

ちなみに、アメリカでは8000名、イギリスでは、4000名が盲導犬ユーザーなのだそう。

こう言ったところでも、日本はまだまだだな~と感じます。


盲導犬は、両親ともに盲導犬の子供を、候補犬として繁殖しその中で3割くらいの子しか「盲導犬」になれないとお聞きしました。

盲導犬を育てるのは本当に大変なんですね

協会の方のお話をみんな真剣に聞いて、実際に訓練を見せていただき、盲導犬訓練士になるという夢を持つ学生にとって、すごく良い刺激を与えてもらえました

「先生~、盲導犬訓練士になりたいとか、簡単に言ってったんやな~って思いました。もっと頑張らないと」と話してくれました

うん頑張って素敵な訓練士になって、もっとたくさんの方が盲導犬と歩けるようにしていけるといいね


盲導犬について、少しお話しましたが、ちょっとでも理解していただければうれしいです

盲導犬を1頭育てるには約200万円かかるそうです。

その費用はすべて、ボランティアさんの募金や、各団体から寄付で賄っているそうです。


街のあちこちで、募金活動を行っている協会の方や、コンビになどで募金箱をよく見かけると思います。

その時は、ぜひ少しの気持ちを寄せてみてください

きっと、その気持ちが集まって「盲導犬」が生まれるはず


(最後にラフィーくんの記念撮影★さすがラフィー!しっかりカメラ目線です♪)


と言うことで、校外研修・盲導犬協会編でした