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撮影:2010年10月
撮影者:妻
ツーリング先:六甲山(兵庫県)
我が家の愛犬・ジョイくん。
くん付けで呼んでいましたが、♀です。
数年前、夫が会社の近くで拾ってきました。
拾った時点でそこそこ高齢だった上に、後ろ脚が1本欠損。
残った3本の脚も、素人目に見て判る位に形成不全で湾曲していました。
それでも上手に歩くのですが、腰のふらつき方が尋常じゃない。
病院でレントゲンを撮ったところ、両方の股関節が脱臼していて、
オマケに片方は骨折したまま、治療もされずに自然治癒していることが判明しました。
更に駄目押しするかの如く、気管支まで形成不全で変形しているので、
過度な運動や興奮で呼吸が荒くなると、チアノーゼになるような状態です。
誰かに飼われていたことが推測されるので、飼い主は探したのですが。
結局現れることはありませんでした。
怪我の治療もせずにこんな状態で捨てたわけですから、
現れたところで易々と引き渡すつもりもありませんでしたが…
本人(本犬)はどうやら、自分の状態をハンデだと思っていない様子。
日常が快適に暮らせるよう、それなりに配慮はしましたが。
それ以外は普通に育てて来ました。
時々はツーリングに連れていったり…
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いつもはバイクで走る林道も、
ジョイくんが一緒のときは、バイクを入り口で止めて歩いてみたり…
小型犬特有の心臓疾患が発覚して、朝晩の投薬が必要になったのが昨年。
致命的な内臓疾患が見つかったのが、先週末です。
死と隣り合わせの手術も無事に乗り切り、状態も安定。
予定では昨日退院して、自宅療養に入る筈だったのですが…
手術ではなく、心臓疾患の方で一昨日の朝に容態が急変。
入院先の動物病院で、そのまま息を引き取りました。
もっといろんなところに連れて行ってやりたかったなあ。
せめて最期は自宅で、迎えさせることが出来たなら。
色々悔やまれますが…
こうして写真を見返してみると、
楽しく過ごしてくれたかな?とも思えます。
明日、いよいよお別れです。
体は不自由だったけど、ツーリング犬ジョイくん。
一緒に過ごせて楽しかったよ。
我が家にに来てくれてありがとう。
追記:コメントありがとうございます。
今日は返信する元気がありませんので…ごめんなさい。
復活後には必ず!
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ウチのばあさん猫ギンジロウとムギ(13歳)。奴らとも後悔のない日々を過ごしたいと改めて思いました。
ジョイくんは鞄に入って出かけるのが大好きだったので、近距離ツーリングの時は時々連れて行っていました。
入院前は完全に足腰が立たなくなっていたので、散歩に行けない分、退院後は今まで以上にツーリング三昧になるね、なんて話していたのですが…
ああすれば、こうすればを言ったらキリが無いですが、楽しい日々をともに過ごすことができたその事実に、今は感謝でいっぱいです。
まっくすさんのところにも猫さん達がいるんですね。
和風のお名前が超かわいい~^^
我が家はジョイくん以外に、10歳の子を筆頭に猫が3匹います。
人より寿命が短いのは宿命的なことなので、本当に後悔の無い日々を過ごしたいですね。