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撮影:2013年9月
撮影者:妻
ツーリング先:世木ダム(京都府)
目的地を特に決めていたわけではなく、
流しているうちに辿り着いた、世木ダム。
淀川水系桂川の治水と上水を守る日吉ダムの上流に位置する、
発電用の小さなダムです。
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何てことのない小規模ダムに見えますが。
下流の日吉ダムが満水のときには8割が水没するのに、
未だに機能を維持している国内でも珍しいダム…だそうです。
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この日は水量が少なかった為、
遊歩道の上を歩くことが出来ました。
記録的豪雨により桂川が大反乱、嵐山が水没したのが何とこの2日後。
このときの日吉ダムは貯水率が300%(!)を超えていたらしいので、
世木ダムは一体どうなっていたんでしょうか。
自然の変化は凄まじい。
日吉ダム建設後に水没しても尚、発電に貢献する世木ダム。
治水と上水確保、観光資源としても大貢献している日吉ダムの陰に隠れて、
目立たない地味な存在になってしまいましたが。
山の中でひっそりと働く彼に感謝しつつ、
こうして訪問するのもまた、楽しいものです。
(何だか今回はダムブログになってしまった…)
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関西にもそんなダムがあるとは。関東にも沼本ダムっていう半水没ダムがありますよ。
近寄れないのとツーリングの方面として選ばれにくい方向なので、行ったことはないのですが。
そういえば中部圏の丸山ダムも堤体のすぐ前に新しいダムを作る計画があって完成すると沈んじゃうようですね。
去年、岐阜に出来た徳山ダムに行ってきたのですが、最新の技術を使って自然を凌駕したかのような巨大すぎるピカピカな建造物は(これは道路や橋にも言えますが、)あまりぐっときませんでした。
僕的には自然の力をちょっとお借りしている、とか半世紀頑張って自然に還りかけてる、みたいなそれでもまだ頑張ってる建造物、みたいなのが好きです。
あ、僕の嗜好の話になってしまった(笑)
おじさんもダム好きですよ。
バイク乗りの行くところ。。
高いところ、半島の先、湖、海岸沿いの道、ダム、夕日が綺麗なところ・・・☆が綺麗なところ、水が綺麗なところ。
思い出に残るところです。
ここまで連れて来てくれた湿子さん(&夫)の立場は。笑。
水没ダムはこことあとひとつしかないとはwikiで読んだのですが、沼本ダムと言うのですね。
ざっくりこれまたwikiで調べてみたのですが…立ち入り禁止、通行禁止の嵐とは…
“ダム付近は廃道化”という一文に、過剰反応してしまったのはここだけの秘密です。
ダム建設は元々『何かが沈んで出来る』と言うイメージがあるので、ダムが沈んでダムが出来る…状況が何だか不思議です。
真新しい建造物、大混雑した市街地に建てられる分には気になりませんが、山の中などに突然現れるとかなり違和感がありますよね。
…まっくすさんはかなりの廃墟好きとお見受けしましたが、いかがでしょう?
妻はもちろん廃墟好きです。
地図を持っていても道に迷うタイプなので…お恥ずかしい。
当初の構造では落差を利用した発電だったと思うのですが、そうなるとどうして水没した後も発電出来るのかがこれまたさっぱりなんですよねえ。
このときは水量が少なくて全体がはっきり見えていたのですが、今度は水没しているときを狙って見に行こうかと思っています。
>バイク乗りの行くところ。。
あるあるあるある!すごく分かります!
これらは何と言うのか…バイクに乗りたい人のDNAに刷り込まれている感じがしますよね^^
バイクは行った先だけでなく、道中の走行も思い出になるのがすごい乗り物だな…と思います。