常日頃疑問に思っていることがある。
私以外の人も皆自分のように「最悪の事態ばかりを想像してはかき消す」という作業を1日に何回も繰り返してるのかな、ということ。
例えば自分が包丁を持って野菜を切っているところに子供がやってくると、(この包丁を取り落として子供の足の甲に刺さったらどうしよう) とか、夫と2人で車に乗っていると(今事故に遭って私も夫も死んだら子供達は誰が引き取ってくれるだろう)とか、そう言うようなくだらないことなんだけど、頭に浮かんでしまうのでその度に(いやいやいや、ないからないから。そんなこと考えない考えない)って掻き消している。
それに加えて、LINE、WhatsAppなどのやりとりも本当に精神的に負担。
既読がついても返信がないともうそれはあれやこれやと理由を考えて1人相撲。
あの時のあれが良くなかったか、もう愛想を尽かされたに違いない、相当怒っているのかな、などなど。Facebookはメンタルに負担が過ぎて10年くらい前に卒業した。
私が唯一そんな風に心配しないでいつ何時でもチャットメッセージを送れ、既読無視が何時間続いても嫌われたかな?って心配しないで済む相手は大親友である姉だけだ。彼女がいてくれるから自分がこの世に繋がっていられるのではないか、彼女が私の精神安定剤であり家を建てる時の土台のような役目をしてくれている気がする。
そんな彼女がいなくなったら私はどうなってしまうの?.....!!!ともうどこまで不安症なんだ自分は、とつくづく思う。
そんな感じなのでこのタイトルを見てすぐダウンロードしたこの本。
”「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法“。気づかなかったけど開いてみたら漫画であった。
なので非常に読みやすいし、何より自分の思考回路と似た人が次々に出てくる。
-メールやLINEの返信がないのが気になる
- 褒められないと落ち込む
-言いたいことが言えない
- 周りの人への不信感
- 容姿を気にし過ぎ、痩せないと焦る
などなどなどなど!
同じような人がやっぱり沢山いるんだという安心感がまず一つ。
そしてどの項もこういう風に考えると楽になる、というようなアドバイスもあるのだが、途中から何故かおまじないを頭の中で唱える、という解決方法へシフトしてしまう。
その辺からがどうも私の中ではしっくりこない。
もちろん騙されたと思って実践してみたりもしたがなんとも言えない、アホらしい気持ちになる。そう言う思考のシフトチェンジ(クヨクヨ考え続けるのではなくおまじないを唱える事でなんかバカらしいかもって思う)を狙ってるところもあるのかもしれないが。
おまじないはその人の不安材料によって異なるおまじないなので、一応iPhoneのメモに自分に起きえそうなシチュエーションのものは書き留めておいて、もう少しだけトライし続けてみようかな、と思う。
でも自分の分析ではこういう不安症は自己肯定感の低さが原因ではないかと思うのでそちらを改善する方が良いかもしれない。
自己肯定感が高く根拠があってもなくても自信がある、楽観的な性格になってみたいとつくづく思う。
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