
宇都宮その1
8月下旬、宇都宮を訪ねました。
宇都宮駅からバスで30~40分で
大谷資料館に着きました。
宇都宮大谷地区は「石の里」として、
近年観光客が増えています。

大谷資料館の地下の採掘場跡は広さ2万
平方メートル、深さは平均30メートル
(最深部60メートル)という巨大空間
です。
野球場が一つ、すっぽりと入ってしまう
大きさです。

戦時中は地下倉庫や軍事工場としても
使われました。
坑内の平均気温は10度前後とひんやり
しており、涼を求める人でにぎわってい
ます。

大谷石の起源については、今から
1500万年前、日本列島の大半が
まだ海中にあった頃、火山が噴火し、
火山灰や軽石が堆積して、大谷石が
誕生したとのことです。

採掘が本格化したのは江戸時代の中期
頃からだそうです。
昭和34年頃までは、ツルハシ類と背負
子の手堀りで行われていました。
「地下神殿」のような趣は、映画やテレ
ビドラマ、プロモーションビデオなどの
撮影に重宝されています。
ロケ地巡りで訪れる若者も増えている
そうです。
1981年には映画「セーラー服と機関
銃」撮影に利用されました。
最近では「るろうに剣心」撮影が行われ
ました。

1922年(大正11年)にアメリカの
建築家、フランク・ロイド・ライトの設
計による東京の旧帝国ホテル(現在は明
治村)に大谷石は利用されました。
資料館周辺には奇岩群が連なる大谷景観
公園があります。
興味深かかったです。
独特のふんいきで、映画などの撮影に、確かにぴったりですね。
これからも、イナーだけど写真と同じように、渋いけどしっとり味わいのある地域の写真とコメントを、matasaburouさんに、よろしくお願いします。
感心しました。次回の弘前の感想を楽しみにしてます。
新潟のオシャベリジイサンです(^o^)