挑戦のグレープフルー2(ツ)

ある日突然、自分が心筋梗塞に!更に大腸癌の発症。病気を通じて知った人の温かさ・冷たさ!私は決して、あきらめない。

涙の3年生送る会

2007-11-24 18:30:43 | 病気
昨日、中学バスケ部の3年生送る会が行われました。
毎年この時期にやり、私もコーチとして招待されるのですが、
辛い、さびしい時期でもあります。

3年生が私と先生に感謝の言葉、そして後輩へのアドバイスを言う
コメント場面で、選手の一人がこのようなことを言ってくれました。

「グレープコーチは、俺達にこういってくれました。バスケとは5対5で戦うが
我がチームの場合は6対5だ。見えないグレープコーチがコートをかけまわっている。いっしょに戦っていることを忘れるな!とても勇気づけられました。また、
俺は病気だから、走れない・飛べない・シュートも打てない!お前達が私の替わり
に飛べ・打て・走ってくれ。俺の好きなバスケを俺の分まで楽しんでくれ!
この言葉はとても嬉しかったです。一生わすれないと思います。」
と涙ながらに話てくれた瞬間に、私も肉体的に苦しく辛かったけど、この子達
は本当に私のよき理解者であったことを感謝した瞬間でした。大粒の涙が私の
頬をつたいました。ありがとう・ありがとう!と心で叫びました。

最後に私から保護者・部員に一言。

「君達は私の誇り。それを糧に病気に勝ち、そしてバスケも勝ちます。それが
君達の想いに答えることと今深く心に誓ったところです。先ほどから君達は
私にたくさん教えれもらった!といってくれましたが、それは私も同じです。
大人も子供から学ぶことってたくさんあります。君達から私はたくさん学び
ました。君達のおかげで、また強くなれました。本当にありがとう」

その後は言葉になりませんでした。この中学を教えるのも来年で最後と
なります。本当によい結果を残してあげたいですね。