うつからの脱出 

日々の徒然なる思い、その他興味あることを書いています。

再会

2005-12-17 16:16:01 | こころ
病院で1ヶ月ぶりに出会った母親は一回り小さく見えた。

顔はステロイドの副作用で膨れ上がっており、視線に生気があまり感じられない。

グループホームの人と二人掛かりでクルマに乗せた。
以前より自分でカラダを支えられなくなっている。

食事のときも左手は全然使えなかった。
ごはんを食べようと食欲はあるようだが、手が口まで運べない。

食事の介助が必要なようだった。
ゆっくりと、少しずつだが食事の量は少なくない。

食後、移動で疲れたようでベッドに横たわる。
眠るまで側にいてあげた。

父は父でマイペースである。
外に止まっているトラックが気になるらしく、しきりに何だと聞いてくる。
たぶん下水道の工事のクルマだよ、と何回言っても気になるらしい。

外に出たくて仕方がないのだ。
でもグループホームの人になだめられて、カーテンをいじったりしている。

お正月はどうしようかなあ…
実家はバリアフリーじゃないし、介助のプロでもない。

俺にできることは何だろう…

話下手だし、下の世話も苦手だ。
側にいてあげることしかできないよ。

やるせないなぁ…

母の様態

2005-12-17 01:01:18 | こころ
明日(もう今日ですね)、母が退院するので付き添いのため帰省します。

今回の入院は麻痺が出て、食事が出来なくなったので、脳圧を下げる点滴とステロイドの点滴による治療を受けるためでした。

何とか自分で食事できるようになったので、退院できる運びとなりました。

でもCTスキャンの結果、手術した腫瘍は大きくなってなかったのですが、もうひとつ腫瘍が見つかりました。

幸い脳幹からは遠いところです。
年齢が高いためか、症状の進み方はゆっくりです。

でもやがては食事が出来なくなり、意識がなくなるといわれました…

どのくらいもつかどうかわからないけれど、なるべく顔を見せるようにして好きなものを食べさせたい。