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「スターウォーズ/クローンウォーズ」、興奮のTVシリーズ

土曜の深夜、スターウォーズシリーズの人気アニメ、「クローンウォーズ」の4話分がNHKで放映された。「クローンウォーズ」は昨年映画版が公開されて話題を呼んだが、アメリカでは映画版とは異なるTVシリーズを昨年の10月からCartoon Networksで放映している。シーズン1として今年3月までの間に22話が放映された。NHK BS hi放送では今年3月からこの22話を現在放送中だが、このうち厳選した4話が今回NHKで放送された。



「クローンウォーズ」シリーズは、実写版のスターウォーズ Episode IIとIIIの間に起こった物語がテーマとなっているアニメ作品だが、もちろんジョージ・ルーカス公認のシリーズであり、スターウォーズ本編でもお馴染みのアナキン、オビワン、ヨーダ、C-3PO, R2-D2、ジャバなど人気キャラクターが満載で、特に映画版クローンウォーズでも登場した新キャラ、アソーカ・タノが大活躍するのが嬉しい。アソーカ・タノはアナキンの弟子(パダワン)で、かなり勝気で積極的な女性ジェダイ戦士。かなり魅力的なキャラなのだが、Episode IIIには出てこないところを見ると、この前のクローンウォーズのどこかで命を落としたのではないかと思われるが、そのエピソードには今後注目である。



それにしても、スターウォーズシリーズをしっかり踏襲しているこの「クローンウォーズ」は本当に心踊らされる。実写版スターウォーズはEpisode IIIの公開をもって残念ながらスターウォーズ・サガ自体は終了してしまったわけだが、このクローンウォーズシリーズでスターウォーズの魂は今後も生き続けるのである。



「クローンウォーズ」は3DCGで描かれているが、迫力のあるリアルで美しい映像ながらもアニメとわかる、ゲームのような独特なタッチで描かれている点が実に魅力的である。今回NHKで放映されたのは、このシーズン1の22話のうち、第3話の「マレボランスの影」、第4話「撃破!マレボランス」、第6話「消えたドロイド」、第7話「ドロイドの決闘」の4話。前半の2話は、映画Episode IIIにも登場したグロテスクなドロイド系の悪役、グリーヴァス将軍やパドメ・アミダラが登場する作品で、後半の2話は、行方不明となったR2-D2をアナキンとアソーカ・タノが探し出し、救出する物語。R2-D2がバラバラにされてしまう可哀想なエピソードだが、敵の宇宙基地に乗り込んだ救出劇はなかなか見応え充分だ。しかも、NHKでの放映だとCMに邪魔されることも無く、集中して見ることが出来た。



クローンウォーズのシーズン2は今年10月からアメリカで放映される予定で、今後数シーズンを経て、最終的には100話からなるTVシリーズとなるらしい。これからの展開が本当に楽しみであり、日本でのDVD発売も待ち遠しい限りだ。シーズン1のDVDは今年の夏にかけて随時アメリカから発売されていくが、今回NHKで見た4話以外の18話も早くDVDで見たいものである。
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