ジラール・ペルゴーのフェラーリモデルがある。
フェラーリシリーズながらブルーフェイスで、かなり珍しいモデルである。
1997年から愛用しているので、もう使い続けて14年にもなるが、
とても思い出の詰まった時計だ。
あまりにも年中愛用しているので、皮ベルトがすぐに汗や汚れで黒ずんでしまい、
これまで14年間で１度ベルトを交換しているが、今回はまたあまりにも
ベルトがボロボロになってしまい、ついにベルトの裏に穴があくほど
痛んでしまった。これでは折角の高級時計も可哀想な状況だ。
そこで、今回出張で立ち寄ったNYで、ジラール・ペルゴーの直営店に
立ち寄って、ベルトを交換しようと思い立った。
NYに１店舗しかないジラール・ペルゴーは、小さな店構えながらも
アップタウンの東側のマジソン街にあった。周りにはエルメスなどの
高級ブティックが立ち並び、普段買い物では全く訪れないエリアだ。
そして店舗で僕の時計に合うベルトの在庫を確認して貰ったところ、
ちょうど探していたライトブラウンのものを見つけ、早速交換して
貰った。とても良い仕上がりで、時計のブルーフェイスにも馴染む。
ブルーの可愛いメ[チに入れて貰い、15分程度で交換終了。
今回、ベルトを交換しただけなのに、まるで新しい時計を
購入したかのようなワクワク感があった。
そして、時計も久しぶりにきれいなベルトを与えられ、
とても喜んでくれているように、僕には感じられた。
