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鳥取・島根のお城ツアー

城好きの僕は、今回の鳥取・島根旅行で2つのお城を訪れた。まずは鳥取市内にある鳥取城。昔出張で良く鳥取を訪れていた際も、アメリカからの客などを連れて何度か訪れていたので、ここも懐かしい。




鳥取城は元々山陰地方有数の山城であったが、戦国時代に豊臣秀吉の兵糧攻めによって攻略されたが、江戸時代は鳥取藩池田氏の居城であった。残念ながら現在は天守閣が無いのだが、山頂に天守台や立派な石垣、堀、井戸などが残っており、かつてそびえていたであろう城を妄想するのが好きな城ファンにはたまらない美しい景色が残っている。






山頂にも石垣が見えて、鳥取駅エリアからも見ることが出来る。



次に松江市内の高台にそびえたつ国宝松江城。国宝になったのは2015年と比較的最近なのは意外だが、国内で国宝天守に指定されているのは、姫路城(姫路城は世界遺産でもある)、彦根城、犬山城、松本城、そして松江城と、なんと5か所の城しかないので貴重なお城なのだ。まだ訪れたことが無かったので、最も行きたい城の一つであったが、今回念願叶って感激であった。国宝天守とは、江戸時代のままの姿で城が残る貴重な文化遺産であり、日本の歴史的価値が高い一級品の城なのである。



さすが国宝松江城。立派な城郭、美しい石垣と多く残る櫓や門。そして何とも勇ましく男らしい天守閣。惚れ惚れするような風格で、城のサイズも思っていたよりも立派であった。









城の中も見学出来るが、5層の天守は柱などの内装がほぼ昔のまま残っており、とても堅実な作り。




天守から見下ろす城下町の景色もなかなか見事で、天気の良い時には山陰の富士山と言われる雄大な大山も拝むことが出来る。



堀も美しく、遊覧船で城の堀めぐりなどもあって、江戸情緒が味わえる観光スャbトになっている。城の裏手には塩見縄手という美しい武家屋敷街が残っており、日本の道100選にも選ばれている。ここには小泉八雲記念館もあり、小泉八雲の生い立ちを知るには絶好のスャbトだ。彼が愛した島根の怪談などの所縁の場所も近くに点在しており、スピリチュアルな雰囲気も漂うエリアだ。





やっぱり日本の城はいい。特にこの時期美しい紅葉の中で、味わいのある鳥取城跡と国宝松江城を今回見る機会が出来て本当に楽しかった。また機会があったら訪れてみたいものである。

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