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7年ぶりの鳥取旅行! Part 4: 鳥取城と河原城!!

今回の鳥取旅行では、久々に鳥取城と河原城を訪れた。両方とも以前訪れたことのある城だが、城マニアとしてはやっぱり鳥取に来て、この2つの城を素通りは出来ないのである。

鳥取城は戦国時代、吉川経家の居城であったが、豊臣秀吉に攻められた城としても有名。前回2017年に訪れた際にもチラッと立ち寄ったのだが、当時時間があまりなく、門の入り口や堀を少し見ただけであったのが少し心残りとなっていたので、今回は鳥取城がある山の中腹まで登ることにチャレンジした。

鳥取城は鳥取駅から車で15分くらいの場所にあり、商店街をまっすぐに進んだ先にある太閤が平という山の麓にある。立派な水堀や石垣が多く残る。

また国の重要文化財である宮廷建築の洋館、仁風閣もある。しかし残念ながら2018年まで文化財修理工事の為閉館となっていたので、生憎中を見学することは出来なかった。

仁風閣の手前には城門が再建中で、これが完成すれば、また新たな観光スポットとして人気になることだろう。

生憎この日は天候が悪く、みぞれが入り混じる雨が降っていた。それでもとりあえず鳥取城に行こうとタクシーで向かったが、なんと鳥取城に到着したとたん、雨が止んだのだ。これはちょっとした奇跡である。また降るかもしれないので今がチャンスだと思い、門から入り少し登り始めてみた。鳥取城は山に築かれた山城で、山頂に石垣が残るものの、残念ながら天守は無い。しかし、麓の水堀や、多く残されている石垣はかなり見応えがある。途中の階段などはあの安土城を思わせる迫力で、見事な石垣が残っている。

二の丸まで上がっていくと、鳥取市内が一望出来て、眺めが実に素晴らしい!

二の丸を進んでいくと、有名な球面の石垣が目の前に現れる。これは石垣を補強する目的で作られているのだが、このような球面の石垣は国内でここ鳥取だけなので、城マニアの間では大興奮のスポットでもある。

土曜日の朝も生憎の雪模様だったが、タクシーで河原町に出かけた。鳥取市内からタクシーで約20分くらいの山間にあるのだが、ここ河原町は昔近くの川での鮎漁も盛んなことで有名で、また日本神話に登場する八上姫の女神伝説の舞台ともなっている神聖な場所でもある。また日本酒の蔵元や、前回紹介した鳥取地場の窯元も幾つかある場所としても有名だ。

この地の小さな丘の上に河原城が建ちそびえるのだが、歴史的には元々この地に丸山城という出城があったようで、今建っている河原城は地元民の寄付などを集めて6億円の総工費をかけて建てられた模擬天守。城自体には歴史的な価値は無いが、それでもなかなか見事な城として再建されたものだ。どの角度から見ても美しい天守である。

天守閣からは河原の山間や、遠く鳥取砂丘なども見渡せる絶景パノラマビュー。生憎の雪ではあったが、それがまた返って美しい鳥取の冬景色となって見応えがあった。ここから鳥取城が見えるということは、戦国時代当時出城としては絶好のロケーションであったと思われる。

これでまた久々に鳥取市の城を満喫することが出来た。やっぱりお城は何度訪れても面白い!

次回、鳥取旅行シリーズPart 5に続く・・・・。

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