blue deco design lab

iPhone 3.5GとApp Storeの世界

最近忙しくてちょっとブログの更新が遅くなってしまったが、先日念願のアップルのiPhoneを購入したのでご紹介したい。

昨年夏まで米国で使用していた業務用の携帯電話を帰国後も暫くキープしており、日本からの出張時に米国携帯として使用していた。これを昨年の秋にiPhoneに機種変更して使っていたので、もう既にiPhoneユーザーではあったのだが、今回思い切って日本の携帯もiPhoneに機種変更した。米国で使用していたiPhoneは初代の2.5G携帯だが、今回日本のはソフトバンクの3G携帯である。16GBのホワイトモデルを購入した。フォルムは若干初代よりも丸み帯びており、より洗練された印象だが、基本的な操作性や機能は変わっていない。

元々iPhoneに馴染みがあった僕としては大変に使いやすいが、世界的に見て元々先進性のある日本の携帯ユーザーからすると機能面、及び操作性の観点でiPhoneは必ずしも100%満足出来ない人も多いと聞く。しかし、やはりなんと言ってもiPhoneの魅力は直感的に使えるその革新的なユーザーインターフェイスと、手のひらに様々な情報やエンターテインメントを持ち歩ける楽しさ、そしてそのシンプルな機能美を追求したインダストリアルデザインなどにある。マックユーザーは絶対欲しいものだし、マックユーザーでなくともiPhoneは魅力だと思う。もちろん電話やちょっとしたPDAとしての基本機能がありながら、ネット端末としての性能も充分であり、3GとWiFiの両方にアクセス出来ることで活用の幅が広がった。

iPhoneはPCを介さずにiTunesで音楽を購入・ダウンロードでき、またApp Storeという面白ツールなどのソフトをApp Storeからどんどんダウンロード出来るところが実に面白い。App Storeには教育系、業務系、エンタメ系、音楽系、映像系、ゲーム系、ライフスタイル系など様々なジャンルの便利ツールがあり、無料のものも多いが、中には数千円するようなソフトもある。家ではWi-Fiをひいているので、iPhoneから直接iTunesやApp Storeにアクセスし、音楽アルバムなどをダウンロード出来る点がとても便利なのである。

現在23個のアプリをインストール済みだが、特に気に入っているアプリは、鯉が優雅に泳ぐ池をバーチャルに再現した癒しのアプリ、Koi Pond。指で画面(水面)に触れると水の波紋が広がり、またiPhoneを振ると餌を与えることも出来るちょっとしたペット育成ツールである。BGMも鳥のさえずりなどが流れるので、まさに癒しの空間がiPhone上で広がる。

この他、アバタを簡単に作成出来るツールJirboAvatar, 神経衰弱ゲームが娘にも大人気のJirboMatch、Yahoo!動画が見れるツール、TV番組表が検索出来るツール、iPhoneが振動してリアルな感覚が味わえるゲームシリーズのiFish(釣りゲーム)、iBowl(ボウリング)とiGolf(ゴルフ)はいずれもかなりの優れもの。また、ミュージシャンにはたまらないのがBeatMaker。自分で音源やビートをサンプリングしてシークエンスによって作曲が簡単にiPhoneで出来てしまう簡易ツール。また同じ音楽系だとピアノを軽く楽しむにはPianistがお勧めで、これも娘に大人気。iPhoneの画面上に鍵盤が現れ、実際に画面に触れるとピアノのように弾くことが出来るのだ。この他ゲームとしては、簡単だけどやっぱり暇つぶしにはうってつけの○×ゲームiTicTac、そしてiPhoneをビールジョッキに見立ててビールを飲み干し、最後は大きなゲップで終わる面白ツールのiBeerはくだらないと思いつつもかなり面白い。これもくだらないのだが、スターウォーズファンにたまらないのが、iPhoneがライトセーバーに早がわりするLightsaberアプリもお勧め。バックにスターウォーズの音楽が流れ、iPhoneを振ると、振り方によって異なる効果音(ブ~ンというあの独特な音)が出る。この他SNSではFacebookのツールや新着映画の予告編閲覧サイトアプリ、Hot Pepperアプリや自動車ファンにはお勧めのAudi A4ドライビングツールなども有り。兎に角様々なジャンルがあって本当にApp Storeの世界は面白いのだ。常に新しいアプリが追加されているので、最新のものをチェックする楽しみもある。

これまで使用してきた携帯電話を振り返ってみると、結果的に1.5-2年毎に機種変更していることがわかった。引越しなどで余儀なくされたこともあるが、通常1年以上経つと最新の機種がほしくなるのが常だ。今のiPhone 3Gの前は、以前ブログで紹介したau/KDDIのMedia Skinだった。これも白で斬新&シンプルなデザインがとっても気に入っていたが、携帯自体の表面素材が合皮系のものを使用していた為、(色が白だったことも大きいが)直ぐに汚れが目立ってしまい、毎日消しゴムで消すという面唐ネ作業がネックだった。その前はアメリカで使用していた先代のiPhoneと業務用のRIM社のBlackberry。アメリカのビジネスマンの殆どはこのBlackberry端末が標準となっているくらい普及しており、PCのメールなどがシンクロしていることが最大の利点。ちょっとゴツイ点が難点だったが、最近では新しいスリムなバージョンなども登場しており、進化している。

Blackberryの前まではSony Ericssonの携帯を愛用していた。元々米国に駐在する前もSony Ericcsonの携帯を日本で使っており、そのデザイン性はかなり気に入っていたので、米国駐在直後もアメリカで別の機種のソニエレ携帯を選択した。

それにしても、電話として使えなくなった古い携帯は突然ただのガラクタになってしまうから悲しいものだ。それまでは世界に繋がるライフラインとして活躍していたものが、繋がらなくなると、携帯キャリアに回収されるか、捨てられてしまうか、僕のように一応全く役には立たないものの、いつまでも保管してあるかの状態になってしまうのだ。たまに古い携帯を引っ張り出してきて、使っていた時代の自分を懐かしむのも悪くないかも知れない。
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