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思い出深いブランド、GUESS!

今回は、米国のGUESSというブランドについて少し取り上げてみたい。

1981年に米国で創立されたブランドで、創立者はモーリス、メ[ル、アルマンド、ジョルジュ・マルシアーノの4兄弟。LAに本店を置き、その後瞬く間に米国で大人気のブランドとなった。あの逆三角形のブランドロゴはすっかりお馴染みである。



実は、僕がアメリカNYで高校時代を過ごしていた80年代に、GUESSの人気が一気に火が付き、ちょうど1983年のメンズウェはラインが発表されて、当時Burlington Coat Factoryというお店でトレーナーやジーンズを買ったのがとても思い出深い。



当時大人気だったスーパーモデルのクラウディア・シファーを広告に起用したが、このことがプレミアムブランドとしての人気に拍車をかけた。




余談になるが、クラウディア・シファーはナオミ・キャンベルなどのモデル仲間と一緒に、NYにFashion Caféという“モデル版Hard Rock Café”店舗をプロデュースし、僕も何度かお店を訪れたのも懐かしい(今はもう無いが)。



それ以来、GUESSブランドにすっかりハマっていたが、実は日本に入ってきたのは9年遅れて1990年。この時の思い出もあるが、GUESSの直営店がなんと青山に出来るということで、オープンと同時に買いに行ったものだ。当時大学3年生だったが、GUESSのジーンズは結構高くて、15,000円くらいしていた。今でこそ高級ジーンズブランドなどが数多くあるが、GUESSはまさにそのはしりだったと言える。当時大学生だった僕にとっては、15,000円のジーンズは決して安く無いが、それでも数本のジーンズを頑張って買った記憶がある。そして、もう名前も忘れてしまったが、当時GUESS青山で働いていた女性店員も大学生であったことからとても仲良くなり、何回かデートしたのが今となってはとても懐かしい青春の思い出だ。

その数年後、日本でのライセンス契約が打ち切られ、青山店も閉鎖。一時期、GUESSを入手することが困難となった。そして2000年代には様々なカジュアルブランドの台頭からGUESSの人気も一時低迷していたが、2014年には米国本社直轄で日本に再上陸を果たした。

現在のブランドイメージは、比較的購入しやすい価格帯となり、どちらかと言えばアバクロよりも少し安めのファストカジュアルに近いイメージが定着してしまい、1980-90年代当時の高級ブランドイメージは薄れてしまったのは残念だが、最近では日本でEXILE TRIBEのGENERATIONSとのコラボなども行い、新たな顧客層の開拓を積極的に行っている。そんなGUESSのTシャツを何枚か持っているが、数年前にロンドン出張の際に購入したりしているので、ここで少しご紹介したい。

まずこちらがド定番のGUESSビッグロゴTシャツ。こちらは紺色のTシャツに定番の赤い枠の三角ロゴ。昔青山店で購入したTシャツもこれに近いものだった。



こちらは白Tにインディゴブルーのビッグロゴ。とてもシンプルながら、大活躍の一枚。



こちらは紺Tに、立体プリントされたゴールドのビッグロゴ。ロゴが金色で目立つデザイン。



こちらは紺Tに、同じく立体プリントされたシルバーのビッグロゴ。シルバーなので、ゴールドよりは控えめでこちらもお気に入りの一枚。



4枚すべてGUESSのビッグロゴをあしらったデザインで、まさに定番とも言えるものだが、同じデザインでもロゴの色やTシャツの色で色々なバリエーションが楽しめる。まさにインパクトのあるブランドロゴと、シンプルなデザインが、長年GUESSが愛され続けている理由だろう。創立当初のブームを知る、僕のようなおじさんは思い出深いが、今の10代、20代の若者にはまた新たなイメージや価値を提供しているのである。
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