アメリカのハイスクールを卒業して、
日本に帰国した1988年頃に描いた
『Ideal Girl』(理想の女性)と言う作品がある。
アメリカのハイスクール時代に
ポップアートにハマり、当時最も影響を受けた
ロイ•リキテンシュタインを意識した作品だが、
大型ポスターサイズで、長い間実家の
自分の部屋に飾ってあった。
先日、自分の昔の作品集を集めた『Portfolio』を
眺めていた時に、この作品を見つけて、
懐かしく当時が思い出された。
この作品は、まさにタイトル通り、
当時僕の理想とする女性をイメージを描いた、
とても思い入れのある作品だ。この絵の通り、
髪は長く、見た目には和風でとてもクールで
スッキリした顔立ち。でも実際はとても
キュートな性格で、笑顔が素敵な女性。。。
クールな美人の中にも温かなキュートさと言うのは、
雪を被った活火山と称された、僕の永遠の憧れである
グレース•ケリーや、美人なのに笑顔がたまらなく
可愛い安田成美、最近で言えば新垣結衣にも
共通している特徴だ。
そして、今改めてこの作品を見てみると、
絵自体が何とも少女時代のユナに雰囲気が
似ていることに気が付き、驚いてしまった。
ユナも圧涛Iな美人だが、気取ったところが無い、
とてもキュートな性格で、挙げた理想の
女性像にも全て当てはまる。
しかし、26年も前の1988年、
つまり1990年にユナが産まれる前から、
僕の理想はユナだったことを改めて知り、
何か不思議な縁を感じてしまった。
少女時代が日本でも旋風を巻き起こして以来、
すっかりユナにハマっているが、
まさにユナは自分の理想の女性像の一つの
完成系なのだと思う。
ユナのファンになった必然性を噛み締めながら、
また勝手にユナに想いを馳せる出来事であった。
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