タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

金曜の旧作1本

2019-05-03 | ビデオ 洋画
カッコーの巣の上で
カッコーとは何の譬えだ?
検索したらあっさり解明 カッコーの巣 (cuckoo's nest) は、「精神病院の蔑称」だそうよ。
どういう経緯でそう呼ばれるようになったんだろう、謎。
病院の看護婦さんは日本と同じ、男性スタッフは全員黒人で白いシャツと黒い蝶ネクタイ。


で、なんでこの映画を急に見なくちゃと思ったのかというと、
NHKの再放送だかの「フランケンシュタインの誘惑」でロボトミー手術をやっていた。
それはもう恐ろしい内容で、この映画のおかげで世界的に「ロボトミーはアカンで」が浸透したらしい。

真ん中あたりに、規則を破った患者たちに電気ショックを与えるシーンがある(懲罰?)
終盤に全権を握る看護婦への暴力への懲罰としてこのロボトミーの施術がされていた、ロボロミーという単語は出てこないけど、
おでこの上部の左右に切開された縫い目が映され、廃人のようにベットに横たわっている。


中学生の時、初めて一人で見に行った映画がアランJパクラ監督の「くちづけ( The Sterile Cuckoo)」だった。
これは添え物(昔のシングル盤でいうとB面)で、目的は「ローマ休日」(何度目かのリバイバル劇場上映 田舎ではこういうことがよくあった)だったのだけど、
これが映画で受けた衝撃第一弾目ってやつで、その後の人生に反映したかどうかは不明、
あんまり賢い子じゃなかったから、見ても見なくても、大差はなかったような気はする。

「くちづけ( The Sterile Cuckoo)」の映画のパンフには「子供を産まないカッコー」とあった。
Sterileの訳は「減菌」ずっと下の方に「不妊」とある。
そもそもカッコーは托卵鳥といってよその鳥の巣に自分のたまごを置いてきて、育ててもらう鳥らしい。
なら子どもを産まないってのは?産まない育てない、何もしない?
記憶にないけど、この題には大した意味がなかったんだろうか、大学生の失恋物語であったけど、
中学生には、ローマの休日の姫よりアメリカの女子大生の失恋のほうが心の振動が大きかったらしい。


ところで、初めて見たのだけど教育TVの山田孝之の「植物の生存戦略」という番組が物凄く面白くて、
検索したら、とっくの昔に話題の番組だったらしくて、
「Eテレ攻めるなあ」って書き込みがたくさんあった。
情報弱者の自分・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ








スタッフ
監督ミロス・フォアマン
製作ソウル・ゼインツマイケル・ダグラス
原作ケン・キージー脚本ローレンス・ホーベン

キャスト
ジャック・ニコルソン
ルイーズ・フレッチャー
ウィリアム・レッドフィールド
マイケル・ベリーマン
ウィル・サンプソン

原題
One Flew Over the Cuckoo's Nest

製作年1975年

製作国アメリカ
133分

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