タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

親も育ちも関係ない

2010-12-05 | ビデオ 洋画
プレシャス - goo 映画


原作はNYで教師をした経験を持つ女性詩人 サフィアの小説。
辛くて暗そうな映画は苦手で、脳天気な私だけど、宣伝のこの写真だけで思わず借りて見てしまった。

マライヤ・キャリー
ポーラ・パットン
レニー・クラヴィッツ 看護士役がすごく良い。


プレシャス=大切なもの。
我が子と自分自身
ろくでなしの親と劣悪な環境に埋没し、絶望感の中で夢(妄想)を見るだけしかヨロコビがない毎日。
二度目の妊娠(一人目の子どもは障害者)

支援教育先での教師とのやりとりから、大事なもの、守らなきゃいけないものがわかった時、彼女は目を開き、顔を上げ、正面を見据えること、今すべきことを知る。


教師は子どもの道を開くことこそが仕事なんだと、一人の人間を救うことへのタフさ根気は「理想や夢」でも、描かれることに意義があると思う。

アメリカ映画は建前を語ることが得意技という批判があったとしても希望は描かれないより描いたほうが良いに決まっていると思う。
ただ自国の正義を描いたりするとかなりうんじゃり感はある。



父親による性的虐待を映画で見たのはこれで3回目で、
どれも黒人だったんだけど、それってどうなんだ、この設定を黒人たちは怒っていないのだろうか。

「サイダーハウス・ルール」
「カラーパープル」




今週、新聞で読んだ記事

同居の5歳女児を虐待、死亡させた女を逮捕
読売新聞 12月1日(水)23時28分配信

 柳瀬容疑者は8月に被害者の父宮沢さんとインターネットの出会い系で知り合い、11月からベビーシッターとしての手当て10万円を支払うことになっていた、同居して一ヵ月後のこと。
愛ちゃんの全身には打撲痕があるといい、県警は日常的な虐待があったとみて調べる。

父親は仕事が忙しくて、養護施設に預けようかと思ったけれど、なんとか同居できる方法はないかと「出会い系」で母親か子守を探したようだ。

TVに写った34歳の女は外見からは、そんなヒドイことをした女には見えなかった。
自分より小さく弱い者に対して何か思うことはなかったんだろうか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 暗殺、見たよぉ | トップ | 止められない止まらない »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビデオ 洋画」カテゴリの最新記事