自虐とサディスティックの秋

自虐とサディスト　　　てな題目を書くとだね、想像を絶する（でもないか）嗜好の方たちから山のようにアクセスをいただく（笑）

弱り目に祟り目　とにかくヘタり具合がここ１０年で最低じゃないかと思う。
そんな時、私は
山崎まさよしの「One more time, One more chance」を聞く。

「明け方の街　　桜木町で　急行待ちの　　向いのホーム　　路地裏の窓」　

こんなに誰かに求められたことがあっただろうか

　　　　



人は幸福も不幸も同じベクトルで与えられていると思う。

人を強く想わなかった人は、人からも想われない。 何かを強く求めたことがなかったからじゃないかと思う。

　　　　

　恋人を探す

若かった頃、どこにいても、どんな状況でも、別れた相手（はいはい　フラレタ相手ですよ）の姿を探していたことがある。
この気持ちがどうして一緒にいるときに表せなかったのだろう。

「この人がスキ」「一緒にいたい」というキモチ

体温の低いニンゲンは傷も浅い代わりに、相手の強い気持ちにも応えられない。

てなことを態々（わざわざ）思い出して、自分の冷淡さからこしらえた傷を舐めているのだ。

ヘタレ具合　マックス・・・マックスだったらいいわけよ。
これ以上下がないわけだからさ

どうか、これ以上掘り下げられることがありませんように（お祈り





ああ これ以上何を失えば　心は許されるの
どれ程の痛みならば　もういちど君に会える
One more time　季節よ　うつろわないで
One more time　ふざけあった　時間よ

くいちがう時はいつも　僕が先に折れたね
わがままな性格が　なおさら愛しくさせた
One more chance　記憶に足を取られて
One more cnance　次の場所を選べない

いつでも捜しているよ　どっかに君の姿を
向かいのホーム　路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのに
願いがもしも叶うなら　今すぐ君のもとへ
できないことは　もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

寂しさ紛らすだけなら　誰でもいいはずなのに
星が落ちそうな夜だから　自分をいつわれない
One more time　季節よ　うつろわないで
One more time　ふざけあった　時間よ

いつでも捜しているよ　どっかに君の姿を
交差点でも　夢の中でも
こんなとこにいるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら　今すぐ君に見せたい
新しい朝　これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も ああ 夏の思い出がまわる
ふいに消えた鼓動

いつでも捜しているよ　どっかに君の姿を
明け方の街　桜木町で
こんなとこに来るはずもないのに
願いがもしも叶うなら　今すぐ君のもとへ
できないことは　もう何もない
すべてかけて抱きしめてみせるよ

いつでも捜しているよ　どっかに君の破片（かけら）を
旅先の店　新聞の隅
こんなとこにあるはずもないのに
奇跡がもしも起こるなら　今すぐ君に見せたい
朝らしい朝　これからの僕
言えなかった「好き」という言葉も

いつでも捜してしまう　どっかに君の笑顔を
急行待ちの　踏切あたり
こんなとこにいるはずもないのに
命が繰り返すならば　何度も君のもとへ
欲しいものなど　もう何もない
君のほかに大切なものなど