タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

予想外だらけ

2021-07-24 | 映画
連休中に映画館で見た。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」
Promising Young Woman (有望な若い女性という意味らしい)

新聞にこの映画の紹介が載っていた。
女性の男たちへの復讐とあったので、報復のために鍛えたり、綿密な計画を練っての残虐で鮮やかな報復、
アクション映画かもと思っていた。

全然違った。暴力は報復場面にはない。
しかし、ヒロインの親友におぞましい暴力事件があったことは推察できる。

昼はカフェ 夜は・・・・・これが不思議な報復で、
男たちに酔ったふりをして近づき、男が迫ったところで
「シラフだよっ」とその気になってる男たちを怯えさせる。
どの男も、女が酔ってないとわかると、そそくさと欲情を抑えてしまう。

あることがきっかけで、親友の恨みを晴らす計画のメドが立つ。
皮肉な展開。



告発の行方
ホテル・ニューハンプシャー
パーティ、飲酒、ハロウイン、学生たちのおふざけからの犯罪、明らかに女を見下したことから起きている。

元TBSワシントン支局長山口敬之がやったことも同じ。
著名で地位のある男が、酒や薬剤の力も借りずに、自力で落とせなかったところが、卑劣で情けない。



映画の中の女性学長のセリフに「被害にあう女学生は、週に1~2人はいる(-_-;)」。
そんなのに構っちゃおれんと言う。

心身の傷が癒せないでいる女たちの気持ちを代弁した映画なのかと思う。
娘の負った傷、親、親友の悲しみ。誰がどう癒せるのだろうと思う。

アクションどころか、深い悲しみで映画が終わっても、しばらく席が立てない人もいた(自分も)
ヒロイン役「私を離さないで」の主人公役、キャリー・マリガンだった。検索するまで気づかなかった
ちょっと役柄に合ってないような気もした。

監督
エメラルド・フェネル

脚本
エメラルド・フェネル

製作
エメラルド・フェネル
トム・アッカーリー
ベン・ブラウニング
アシュリー・フォックス
ジョシー・マクナマラ
マーゴット・ロビー

製作総指揮
グレン・バスナー
キャリー・マリガン
アリソン・コーエン
ミラン・ポペルカ

出演者
キャリー・マリガン
ボー・バーナム
アリソン・ブリー
クランシー・ブラウン

音楽
アンソニー・ウィリス

撮影
ベンジャミン・クラカン

編集
フレデリック・トラヴァル

製作会社
フィルムネイション・エンターテインメント
ラッキーチャップ・エンターテインメント

配給
アメリカ合衆国
日本パルコ

公開
アメリカ合衆国2020年12月25日
日本2021年7月9日(限定公開

上映時間
113分

製作国
アメリカ合衆国
言語
英語

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