タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

紛争の根っこにあるもの

2007-12-25 | ビデオ 洋画
ルワンダ紛争

100日で100万人が虐殺されたといわれるルワンダ事件を背景に、
1200人の命を救ったホテルマンの決死的行動


道路を埋め尽くす死体。
命を救うために人脈 賄賂 私財を全て投げ、
もしもの時のために子供を連れての自決を妻に約束させる。

争いは無意味で愚かだ。
わかっているはずなのに、世界平和はいったいいつ実現するのだ。



暗い内容だろうと見るのを躊躇していたんだけど、アメリカの娯楽映画しか見ないと思っていた友人が
「おもしろいというのは間違ってるかもしれないけど、退屈じゃない」


多数の貧民層を抱える民族と富裕層の多い少数民族が混在しているルワンダ。
庶民は民族など関係なく隣人として仲良くやっていた。

彼らの対立心の芽を植えたのはこの国を植民地にしていたベルギー
その前にはドイツ
戦火を注いだのは武器支援をしていたフランス

対立、紛争をを利用した挙句、自国にとってなんら利益がないと見ると救援どころか、関心もない欧米先進国の態度は恥ずべきものだ。


アメリカの平和維持軍(笑うほど助けにならない)役のニック・ノルティの顔、ブッシュに似せてたなあ(-_-;)

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