最大の母性愛

昨日ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を観ていて、みくりちゃんのお母さんが脚を骨折していて、厳しく旦那さんに家事をしつけ？しているシーンがあった。

まるでちょっと前の両親やん！と思ってしまった。

母は体が丈夫な方ではなかったので、どちらかの体が悪くなっても大丈夫なように父に洗濯機の使い方など家事を仕込んでいた。

ときに、私が手を出そうとすると、みくりちゃんのお母さんと同じく、手を出すな、本人のためだからと言っていた。

その母は去年亡くなった。
父は何でもこなせるようになっていたので、今一人暮らしをしているが不自由はないようだ。

得意げにオレは何でもデキると言っているが、それって嫌な顔をされ続けても、根気強く指導してくれた母のおかげではないか？！
って言うと、昭和一桁生まれの父は何も言わない。

何事にも準備万端でないと気が済まなかった母。
死んだあとのことまで、ちゃんと考えていたんだね。

これは最大の母性愛ではないかと思う。
何でもしてくれるだけが愛では無い。
何もしてこなかったゆえに、亡くなって途方に暮れるってこともあるだろう。

今、奥方に指導されて怪訝な顔をしている殿方、あなたは愛されている…かも。

今、何もせず悠々自適に過ごしている殿方、大丈夫かい？本当に愛されているのかい？


いとこと雑談していたときに「自分が死んだあとのことまで心配しなくてもいいんじゃない？！」と言われたことがあった。


そりゃそうじゃ❢


とも思ったね(^o^)