お見舞い

先日、三人で飲んだところの旦那さんのお見舞いへ行ってきた。

怪我をして三ヶ月。

まったく動けない状態から、頑張って右手がすこし動くようになったと見せてくれた。

車椅子も、右手で少しずつ動かして前に進んでいた。

見ている自分も体に力がはいった。


一緒に室外のテレビでオリンピックのフィギュアを観戦した。

他の患者さんや、そのご家族も一緒に観ていた。

ドキドキしながら、羽生選手の滑る姿をみた。

金が決まると、皆さんで拍手した。

この素晴らしい羽生選手の復活の瞬間を一緒に観れて、きっと旦那さんは復活する‼️と勝手に自分の中で思った。

安易なことを言ってはならないから、口には出さなかったけれども、確信みたいに思った。


いつもの定位置に帰ってきて一緒に飲もうね❣️と言って病院を後にした。

行く前は、会って泣いてしまったらどうしょうと思っていたが、ご本人の頑張りが体の神経を呼び覚ましているような感じが伝わってきて、涙は出なかった。




去年、ご夫婦と行った灯台。