♪線路はつづくよどこまでも

苦手な仕事で、終わりがいつになるかわからないときに、頭によく流れていた曲「線路はつづくよどこまでも」

♪野を超え山越え〜どこまでも〜って続くあかるい童謡なのだけれども、線路が永遠に続くことを想像してしまって、苦しい時のテーマソングになっていた。


先日、レンタルして観た「パターソン」という映画。

その中で、主人公の奥さんがギターを奏でながら、この曲を歌うシーンがあった。

その英語の歌詞の訳が、「朝から晩まで一日中線路で働いている。ただ線路で働いて一日をやりすごすだけ」というものだった。

調べたら元々は労働歌らしい。

あっそうだったの！と腑に落ちた感じ。

すごいなぁ、曲で通じるものがあるのだと思った。


そんなパターソンという映画。

穏やかな主人公が毎日の繰り返しを、でも全く同じでない毎日を丁寧に生きている。

スマホも持たず、空いた時間には詩を奏でている。

でも、いざという時には行動力もある。

それを観ておもった。

毎日、一生懸命だけれども、フルスロットルではなく、穏やかに過ごし余力は充電して、ここぞという時にこそ、発するのが良いのかなと。

最近、何に急かされることもないのに、ガサガサしている自分に気がついてはいたけれども、どうすることも出来なかった。

が、この映画を観て気分がゆったりとなった。

何を焦っていたんだろう？！と。

やっぱり映画は自分にとっての精神安定剤だ。



娘が厄除けと開運のどちらにしようか迷ったが、開運にしたよ！と、お土産にくれた御守り。

開運の方がポジティブな感じがしていいよ！ありがとう❣️と返事をした。


最近は線路はつづくよどこまでもの曲はあまり頭の中で流れていないな。