もうね、何て言うんですかね。
ここに至るまで、もはや四国八十八箇所巡りの様相を呈してしまいました。
結局3年前にも使っていたレンズを再び購入する結果となりました。
今回は通算2本目だからさしずめEF24-70mmF4L IS USM2とでも言いましょうか。
望遠側が105mmだから、2型で新しいから、と言って目先の事だけに囚われていては駄目です。
じゃあ四隅の高画質は目先の事じゃないのかよって声も無くは無いけど・・・・キリがないっすね
結論を言うと、ワイド側とテレ側で性格が少し違うような気がしますよ。
色乗りは同じくらいだけどコントラストやシャドーの締まりは同じ70㎜でも24-105L2に分がある。
ところが24-70mmF4Lはソフトフォーカスというか、しっとりとした描写になるんですよねぇ・・・・。
当然F値とシャッター速度は共通で1/80secでF4の開放絞り、ISO感度は1250で手振れ補正ONです。
24-70mmF4Lは24-105㎜L2に比べて肌色やヘッドレストカバーの赤色が幾分明るめに写っています。
って事はシャドー部の締まりが少し控えめな点も踏まえると1/3段程度は絞れるという風に私は解釈しました。
そもそも24-70㎜F4Lの特徴なのか、微妙に黄色っぽい発色みたいでこれは屋外の撮影でも同じ傾向でした。
中心部の等倍を見てみると前述したシャドー部の締まりで好みの問題はあるけれど解像してるじゃないですか。
24-105㎜は中心部なのに滲んでますが24-70㎜はカレンダーの印刷面でドットまでも描写してるくらいですよ。
確かにワイシャツの襟のエッジが少し曖昧な印象は否めないけどこのふんわり描写は女の子のポートレートに使えますよ
だっふんだ的ですが悪気はないんですよ、ホントに。
さすがに周辺部まで来ると印刷面のドットまで描写する勢いは無くなりますが、まぁ24-105よりは綺麗ですよ。
トリミングしたら最初の能書き「目先のナンチャラカンチャラ」は相殺されるし、しかも等倍比較で意味あんのかよって話ですが。
でも私が思うにですねぇ・・・・
100mmと70mmの差を画質を落としてまで一本のレンズに集約させる必要性ってあるのかなって考えたら、
100-400mmのワイド側の画質を見ちゃったら簡単に割り切れる事もまた確かなわけですよ。
EF24-70F2.8Lの2型を一本、EF24-105mmF4Lの1型を2本、その後の2型を経て今回のEF24-70mmF4L二本目。
マクロ機能だのハイブリッドISだの色々付加機能はありますが、基本性能だけで判断してもこれに落ち着きそうです。