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”気ままな…ホルン道楽”

なぜ替え指があるの? その3

従来の思考では…

Fシングルホルンの一番バブルを押すと、一音分ほど管(くだ)を余分に通るから、
たとえば開放の「ド(実音F)」が、1の指使いで「シ♭(実音E♭)に下がります。

今までの説明からお判り頂けると思うのです。
でもそのように捉えるのではなく…

ナチュラルな発想では…
(画像はFナチュラルホルン)

この人差し指を押し続けた状態は、(余計な管もありますが、空気の流れる管に限れば)
全長がナチュラルホルンのE♭管と同じなのです。。そこに気づけばgood! です。

この1を押さえ続けると、、
本来のF管ホルンが、シ♭(実音E♭)=Es(エス)管ホルンに変身!…ということなのです。

もちろん他の管でも同様です。
2の指を押さえたままなら、E管ホルン。
(重複しますが)1を押さえたままなら、Es管ホルン。
1+2の指なら、D管ホルン。
1+3なら、C管ホルンというわけです。

ダブルホルンですと、B♭管(ベー管)も付いているので、親指のレバーでB♭管にして…
(もしくはB♭シングルホルンで)
もちろん、0でB♭管のホルン。
2の指を押さえたままなら、A管ホルン。
1+2の指なら、G管ホルン。
1+3なら、F管ホルンというわけです。
(B♭管の1+3がF管になるのは、結構気づかないものですよ)

でも、なんとなくですが、イメージはつかめたでしょうか?

次回は、これをもう少し整理してみますね。
アルベジオの練習にも使えますから、それも合わせて紹介します。

ちょっと回り道のような説明ですが、、
お付き合いありがとうございます。
(^∇^)

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