それと関連して最近、自分自身の意識が、音楽に対する姿勢が変わったなぁと思います。私のホルンを誰がどう思うとか、そんなのつまらないことです。要は、私がどう表現したいか…です。そのために、練習、本番の区別なく、「気持ちの波動」も込めてホルンを奏でることを意識しています。
言葉を変えれば、音に気持ちを含めて、ホルンで語りかけるようにしています。ある意味、役者さんのセリフと同じかも。。
楽譜に書かれた通りの音をなぞるだけではありません。くどいようですが、とびきり上手く吹こうとか、聴き手を感動させようなんて欲は捨てました。意識を外に向けすぎないことです。生演奏ですもの、思うように吹けないこともあるでしょう。それでもいいんです。自分を信じ、思うがままに、伝えたい気持ちをホルンにのせて歌うのです。内面に向かって、深く思念しながら、音楽表現を楽しむことです。
すると、感受性が高い方には、自然にそれが伝わるのでしょうね。こちらにも心地よい波動が返ってきて、お互いに心地よい気分になります。時空を共有できるのです。
通信機器にたとえれば、発信側と受信側の双方の感度で、「伝わる、伝わらない」の程度が決まりますよね。
コンサートホールでは、演奏家は音楽の発信側。聴衆は受信側となるわけです。
アンサンブルも同じです。
ただ、アンサンブルは複数の仲間たちと作り上げるわけですよね。
自分がひとりの奏者としての…つまり発信側であると同時に、受信も同時並行するわけで、その周囲の奏者とのやりとり(音と通じての会話みたいなもの)で音楽を作り上げているわけです。
「音と気持ち(表現したいもの)」の波動が融合して、音の響きとなって伝播する。
だから、Morさんの音の迷いも聴こえたと思うのです。
要は、意識ですね。
とりとめもない。。。まとめになってしましたが、今のところはこのくらいしかわかりません。
妄想は、これくらいでおしまいです。
(^_^)
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