ペットロボ考 序論（2/6）

なぜ、このテーマにしたかというと、
まず、技術的にみて実用化が比較的容易であると思われる点です。
そしてなによりペットが今や大きな社会問題になっているからです。
心ない飼い主のせいで、どれだけされる生き物が多いことか…、
幸い人の手から逃れても、こんどは半野生化していまいます。野良猫は増え続けています。

そこで、この問題を解決する一助としてロボットが活躍できないかを考えてみます。
まずは順序立てで、ペットの定義から入ります。
ペッとは「飼ってかわいがっている動物」とありますね。
Wikipediaから引用すると「ペットは人間の日々の生活にかかわりのある動物なので、
人の生活サイクルに対応できる動物が好まれ、また人の生活と干渉し合わない動物を好む人もいる。
ペットは生命をもった生物であり、単なるモノとは異なり、栄養や環境など様々なことにそれなりに配慮する必要がある。
…略…ペットは野生動物とは異なって人間との相互関係の中で生活している。」とあります。
言うまでもなく、ペットは生物。生き物なのです。
生き物といってもいろいろありますので、どんな生き物がペットであるかというのは愚問でしょうね。

イグアナをワニをペットにする人もいればかたつむりやカブトムシなどをそう思う人もいると思います。
共通点は生き物であることと、そして飼い主にとって精神的に良い影響を与えていることであると思います。