検問所のような感じでしょうかねぇ~。
つまり、ここを通過できないと、脳へはたどり着けません。
たとえば、頭痛薬はここを通過できるわけです。
まぁ、脳はガードがお堅いのです。
ところで古い人間と言われそうですが…、
「「ブドウ糖」こそが唯一、脳のエネルギー源だ!」と…昔、習ったような気がします。
これは、言い方をかえると、
「「ケトン」は検問所で引っかかって、脳へは運ばれない」、…との解釈になります。
つまり、脳にエネルギーを運ぶのは…、
「ブドウ糖ルート」のみで、「ケトンルート」ではダメということです。
ところがぎっちょんサアスポー、あの書籍によると…
近年の研究から、小さなカギ(中鎖脂肪酸)を加工した「ケトン」ならば、検問所を通過できるとのこと。
(蛇足ですが、植物油のほとんどは大きなカギ(長鎖脂肪酸)のついたキーホルダーです。これではダメ)
ほんと、驚きです。
「小さな(特定の)ケトン」なら、脳へ運ばれ、エネルギーとして活用できるというではありませんか!!
もちろん、あの本の説明によると…ですけどね。
でも、ちゃんと理屈はあっているので、説得力はあります。
(でも、にわかには信じられませんでした。)
さらには、アルツハイマー病は、3型糖尿病でもあるとの説明。
つまり、脳ではインスリンの効きが悪くなり、
その結果、脳細胞が「ブドウ糖」を取り込めない状態にあるというのです。
どうして、何故、アルツハイマーが発症するか、その原因はまだ不明です。
しかしいずれにせよ、脳細胞がエネルギー源となるブドウ糖を…
取り込めない状態が続けば、
細胞は餓死して、次第に脳が萎縮してしまうのは、間違いないでしょう。
でも、でも、ですよ。
別ルートから…つまり「小さなケトンからのルート」で、
脳細胞にエネルギーを送り込むことができたとしたら…救われますよね。
まさに、救援物質を別ルートで細胞に届けるような感じです。
まぁ、理論と実際とは異なるのが常ですが、
実際に症状が改善した、という事実を説明するための
一つの解釈としては興味深い内容の書籍と思います。
とても感心、感動しました。
さて、ここで、私たちには2つのチョイスがあります。
1.アルツハイマー認知症とは無関係なので、必要ない。
2.健康維持もしくは増強を考えたら、食生活に取り入れたほうがよい。
つまり、「小さなケトン」の素になる中鎖脂肪酸…もしくは、それを含んでいるココナッツオイルを食生活に取り入れる。
のいずれかです。
さあて、あなたは、どちらをチョイスしますか?
(続きはこちら)
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