コードネックレス ブラックオニキスペンダント

引き続き、新しく習得したテクニック、コード使いのネックレスのご紹介。

ずいぶん前にキュートな色に魅かれて買った染めのピンクジェードですが、可愛さが主張しすぎてちょっと使いづらい素材です。　コードネックレスに仕立ててみたら、ストッパーのクリスタルビーズの淡い紫の輝きに映えて、とても繊細な出来上がり。　

ブラックオニキスのトップも、そのままでは迫力ありすぎになりがちな大きさとシェイプです。　コード使いのフェミニンさに中和されて全体にバランスよく収まり、大人可愛いペンダントの出来上がり。

ピンクジェード　ブラックオニキス　コードペンダント

コードネックレス

極寒の京都から帰ってまいりました。　大風邪を引き連れて・・。　ほんわか暖かい香港を予想してたら、案外の寒さでショック。　四匹のわんこの熱烈歓迎を受けてほっとしたのもつかのま、我が家にたどり着いた安心から気が緩んだのでしょうか、次の日から頭痛と咳のダブルパンチで情けなくも３日間寝込んでしまいました。
メールのお返事も、ブログの更新も手に付かず、申し訳ありませんでした。

京都でふらりと立ち寄ったブティックで出合った、すっご～く心に残るネックレス。　前から知ってはいたんだけど、それほど注目してなかったニューヨークのアクセサリーデザイナー、マーゴ・モリソンの作品でした。　マーゴ・モリソンは天然石を大胆に糸でつないだデザインが有名です。

心に残るネックレスは、ラフタンブルのファセットの入ったブルームーンストーンをつないだプリンセスレングス。　少しだけ透明感が残る青みを感じるブルームーンストーンがスペーシーに紡がれて、妖精のネックレスのよう。

思わず試着させてもらったら、残念わたしには長すぎて、間が抜けて見える。　そうでした、首が人並みはずれて細いために、ネックレスの自作を始めたのがジュエリービジネス事始。　忘れてましたわ、人の作ったネックレスなんかしばらく着けたことなかったから。

お値段も、ブルームーンストーンのタンブルが十いくつかと糸代にしてはオールモースト　８万円と、天然石原価を知るわたしにはとっても可愛くなかったので、すっぱりあきらめましたが、やっぱり気に掛かるものは気にかかる。

思いつめる性格のわたし、風邪気分がよくなるや、早速試作してみました。
ほ～っほほほ、新しい定理を発見してお風呂から裸で町へ飛び出したピタゴラスさんの心境がわかるというもの。　作れるじゃありませんか、自分で。
ちょっとした特殊な道具とテクニックは要るというものの、パールズジュエリーワークショップのパールネックレスクラスに参加していただいた方にはどってことない。

手持ちのなかにはブルームーンストーンのラフナゲットは無かったので、とりあえず透明感のある白の石で・・クラッククリスタルのナゲットを使いました。　淡い淡い紫のアメジストと組み合わせて、モーヴのコードが利いています。

写真ではわかりづらいのですが、ストッパーに使ったクリスタルビーズがかすかに輝いてとても綺麗な幻想的なロングネックレス。

クラッククリスタル　コードネックレス

同じモーヴのコードに、ブラックオニキスのチューブとヘマタイトをつないだ９０ｃｍのロングネックレス。　ストッパーに使ったクリスタルビーズのニュアンスのあるオレンジブラウンが、ブラックオニキスに映えて、美しいコントラストを作っています。
繊細なのに、強い印象を与えるネックレス。　コード使いのネックレスは、ボリュームのわりにとても軽いのも見逃せません。

オニキスチューブ　コードネックレス