FEMINA ジュエリー スタジオ FEMINA Jewellery Studio

香港で活躍中の京都出身日本人ジュエリーアーティスト、FEMINA の新作、アクティビティーのお知らせです

アクセント

2006-03-13 18:03:07 | ブログ Blog
なぜアクセサリーを着けるのか?  その昔はなんらかの呪術的な意味があったのかもしれないが、現代では魔除けにシャネルのネックレス、魔力封じにブシュロンの指輪をつける女性は、皆無とまでは断言できないがほぼいないであろうと推測する。 それじゃあどうして、何の意味もないものに、時には大枚をはたき、肩こりも物とせず、ヘビーチャームのブレスレットにいたっては、周り中の食器を打ち壊してまう恐れもなんのその、果敢に身に着けたいと思うのか?
そりゃ、あなた、着けたいからにに決まってるでしょ。
人と差をつけたいという潜在願望が、ここにも働いてるんでしょうね。
それならね、着けてるかつけてないか、30cmの距離まで近づかなければ判別できない 「ぷち」 ペンダントより、ぐっと人目を引くアクセサリーで勝負しましょ。
ということで、今回はアクセントになる色使いのアクセサリーをご紹介します。 ぱっと見はちょっと派手! と感じられるかも知れませが、そこが天然石のすごさ、身につければしっくり肌に馴染みます。

ターコイズ、グレーパールとコーラルチョーカー

ターコイズの独特なブルーと珊瑚の柔らかいオレンジの対比を、バロックシェイプのグレー真珠が中和して、ユニークなコントラストをかもし出します。 そのまま、3連ネックレスとして着けても、ねじって一本のボリュームネックレスにしても素敵。  クラスプ シルバー  全長 43cm



コインパールとブロンズパール チョーカー

 
こんな形の淡水真珠もあります、硬貨に形が似ているのでコインパール。 かすかにバロックのコインパールの端っこに穴を開けて、こんな穴のあけ方を日本ではクレオパトラというみたいですが、ブロンズカラーの極小パールで繋ぎました。 アクセントはターコイズ。 こんな色合わせもあったんだ、と思わずうなってしまいます。 クラッシックなようでウルトラモダン、天然石のみが表現できるニュアンスです。  クラスプ シルバー  全長 40cm

バロックパールとスモーキークオーツ ロングネックレス



バロックパールの純白に近いホワイト、コントラストを強調するためにダークなスモーキークオーツを使いました。 きりりとした色調のロングネックレス。 白、黒そしてスペーサーのシルバーカラーのシンプルな色使いだけに、素材のよさがものをいいます。 大ぶりだけれど、派手にならない、目立つけれど、うるさくならない。 着る方の個性を強調するネックレスです。  クラスプ シルバー  全長 65cm

春風

2006-03-12 18:03:20 | ブログ Blog
今年のトレンドカラーは白、それもナチュラルホワイト。 去年のターコイズ、冬のブラックとダークカラーが続いた後には、とくに新鮮かも。 ころころと季節ごとに流行色を変える、ファッション業界もたいへんですね。 お洋服を彩るアクセサリーも、もちろんトレンドに合わせなくっちゃ! といっても、創造力まで右え倣え、とはいかないのが悲しいところ。 それでもなんとなく、春を感じる作品が揃いました。 

ローズクオーツ、パールのダブルストランドネックレス

  型にはまらないやさしさを感じる、タンブルカットのローズクオーツ、艶のよい少し縦長の真珠と、春らしいほんのりとブラウンがかったスモーキークオーツを並べました。 スペーサーのシルバーカラーが効いています。 フェミニンなのに媚びない、女らしい春色ネックレスです。 クラスプ シルバー 全長 42cm 


シルバーバロックパールのグラスホルダー

  グラスホルダーにも、ネックレスにも使えるツーウェータイプのグラスホルダー。 贅沢に、シルバーバロックパールをふんだんに使いました。 光によってオーロラ色に偏光するグレーの天然石ラブラドライトがおしゃれです。 柔らかな上品さに満ちた一品。 グラスホルダーにあわせて、どんなめがねを着けますか?   クラスプ シルバー  全長 50cm

ブラックマザーオブパールのグラスホルダー



もう一点、ツーウエータイプのグラスホルダーをご紹介します。 黒真珠母貝のきりりとした艶がなんともクール。 間にはさんだのは、直径2mmというちいさなちいさなブラックオニキス。 バリから輸入したシルバーのスペーサーの、渋い輝きとあいまって、都会的な雰囲気をかもしだします。 グラスホルダーを変えたら、めがねも変えなくっちゃ。  クラスプ シルバー  全長 50cm

アクアマリン イヤリング



とてもとても、春らしい色と形。 軽やかな縦長のドロップシェイプのアクアマリン、アクアマリンの透明なブルーを引き立てる真珠の白。 すべてがライトに仕上がっています。 どんなお洋服に合わせようか、楽しくなってしまいますね。

かがやくブレスレット

2006-03-09 01:03:30 | ブログ Blog
きらきらしたものが大好きなでいられるのは、女の子の特権! お嬢さんでも、おばさんでも、はたまたおばあさんでも、平等におんなの権利なのだ。 でもあまりに全身きらきらしてしまうと、ちょっとお好み焼きのにおいのする大阪のおばさん! てな雰囲気になってしまうので、ご注意。 ここはもっとの気持ちをぐっと抑えて、艶やかにブレスレット。 きっと目立ちます。 だって素敵なブレスレットしてる人って、あんまりいないもん。

真珠とスモーキークオーツ、ガーネット 5連ブレスレット


手の動きにつれ、煌く光の束。 手元に美しい表情を与えます。 ガーネットの深い赤とクリスタルビーズの鮮やかワインレッドをスモーキークオーツのブラウンがかすかに抑えめに、計算しつくされた色合いの、大胆な5連ブレスレット。 透明感溢れので、けっして重い印象にはなりません。 


コインパール、ホワイトアゲート 5連ブレスレット


近頃流行らしいコインパールを贅沢につかったブレスレット、今年の流行色でもある白でまとめてみました。 丸いビーズはホワイトアゲート、四角のはなんと、ムーンストーンです。 白にもさまざまな色合いがあって、楽しいブレスレットになりました。 手元にモダンな表情を与えます。


ターコイズ、クリスタルビーズ 5連ブレスレット

やはり夏の石、ターコイズ。 クリスタルビーズのきらきら感とマッチして、とても涼しげにしあがりました。 ボリュームがあるくせに、けっして派手になりすぎす、それとなく存在をアピールするブレスレット。 ジャケットの袖から半分覗かせてもすてき、もちろんノースリーブにも抜群に映える。 どんな装いにもあわせられる不思議なブレスレットです。


オリエンタルなイヤリング

2006-03-08 01:03:12 | ブログ Blog
指輪が好きな方、おおいですね。 日本人のジュエリー入門は指輪から。 私も母から贈られた小さな小さなダイヤモンドの指輪がファーストジュエリー。 いまなら笑っちゃう大きさの、ダイヤモンドのかけらでしたが、大事な宝物になりました。 いつの間にかつけなくなって、思い出の中だけで光ってるダイヤモンドリング、どこにいっちゃったのかなあ。

たとえば人の目を意識するシーンで、やはり一番注目されるのは顔の近くに来るイヤリング、そしてネックレス。 ヨーロッパ、アメリカのセレブたちは、ゴージャスな揺れるイヤリングをジュエリーの主役にすることがトレンディー。  もっと日本でもおしゃれにイヤリングが着けこなせるひとがふえればすてきなのに。  それには長い時間かけておしゃれ感覚の成熟が必要なんでしょうね。





フェザーパールとアマゾナイトイヤリング

りんとしたアマゾナイトのグリーンが、フェザーパールのつやめいた白をひきたてます。 クラッシックな色使いなのに、けっして古さを感じさせないのは、オリエンタルな雰囲気のおかげ。 縦長のシェープがエキゾチシズムを強調します。 カジュアルなジーンズにも、もちろんチャイナドレスにつけたなら、決まりすぎ!?


オリエンタル

2006-03-07 21:03:25 | ブログ Blog
ずっと昔からオリエンタルなものが好き。 ローカットのドレスより、チャイナカラーのワンピース、エメラルドグリーンより、竹の清清しい緑。 そんな思いが作品にも表れるのでしょうか。 手に取る素材も、惹かれる色の組み合わせも、そこはかととなくオリエンタル、東洋を感じさせるものが多いのです。 
  
ブラックバロックパールとターコイズネックレス


人目を引く大粒のブラックバロックパールと、鮮やかなトルコブルーのターコイズの組み合わせ。 写真でははっきりとわかりませんが、このブラックパールは光の加減で赤から青、グリーンから紫に美しく色を変えます。 つける人の個性を鮮やかひきたてる、究極のネックレス。 全長42cm クラスプ シルバー
 

フェザーパールとアメジストのラリエット

竹を連想させるシェープのフェザーパール、幻想的な色合いのアメジストが、オリエンタリズムを強調します。 ラリエットというのは、片方にクラスプのつかないネックレスのこと。 止める位置によって、いくとおりにも着こなしを楽しめます。 際立つパールの白と、シルバーチェーンで強調されるエアリー感。 オリエンタルの風をまとって、ひと時優雅な姫になる? 全長92cm クラスプ シルバー
 

シェルコーラルとオニキスロングネックレス

 
やさしい色合いのシェルコーラルのピンクをオニキスの黒が引き締めます。 アクセントに添えた、繊細な細工のメタルボールもオリエンタルを感じさせる重要な脇役。 着け方によって、クラッシックにもモダンにも、シングル出つけても、ほかのネックレスと重ね付けしても、応用自在のネックレス。 全長 53cm クラスプ シルバー