一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

Aさん復活!

2024年11月29日 | レッスン
仕事が忙しくてファゴットから離れかけてたAさん。
12月の下フィル定演に出演することになって、
久しぶりにレッスンにやって来ました。

いろいろ忘れかけてたけど、
やっていくうちにどんどん思い出してきて、
だんだんいい音になってきた
相変わらずつかむのが早いなあ

やっぱり本番がないとやる気が出ないよねえ。
これからまた頑張りましょう
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Bassoon Bash'24 やりまーす!

2024年11月27日 | イベント
さあ年末恒例のお楽しみ。
「Bassoon Bash ’24~ファゴット交流会」今年も開催決定
みんなでファゴットアンサンブルやりましょう
そして茶話会で交流を深めましょう
もちろんお悩み相談もOK。
ファゴット吹きならどなたでも参加大歓迎です。
例年下は中1から上は社会人まで参加しています。
クリックすると大きくなります。
日にちはいつも通り12月29日
お申し込みお待ちしてます。
準備があるのでなるべく早めに知らせてくれると助かります
ファゴットアンサンブルで今年を楽しく締めくくりましょう。
昨年の様子「Bassoon Bash'23無事終了!」
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インデアミューレ氏を聴く

2024年11月24日 | 日常
世界の管楽器界のビッグネームの一人、
オーボエのトーマス・インデアミューレ氏が下関に来るなんて、
これは聴きに行くしかないでしょ
・・・という訳で、生涯学習プラザに聴きに行ってきました。
「トーマス・インデアミューレ オーボエアンサンブルコンサート」
興味深い演奏の数々で、いろいろと勉強になりました。

その昔、恩師中川良平先生に、
「近藤!ファゴットの演奏や録音ばっかり聴いてても上手くはならないんだよ。
 自分と同じ楽器だと『どんなリードかな?』とか『今の指使いは?』とか、
 余計なことがいろいろ気になって、その人の『音楽』や『歌』を聴いてない。
 だからなるべく他の楽器の上手い演奏をたくさん聴いた方が良いんだよ」と言われました。

確かにリードや指も大切だけど、それは音楽の本質的なところではないよね。
それ以来いろんな楽器の、出来れば生演奏を聴いて、ヒントを得るように心がけています。
頭の中にいろんな材料があると、自分が演奏する時にもイメージが膨らむよね。
なのに「自分と同じ楽器の人か、吹奏楽なら聴きに行くけど~」って言う人の多いこと

まあ都会ならともかく下関みたいな地方都市だと、
なかなか「これ」っていうコンサートも少ないんですけどね
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硬さ測るよー

2024年11月21日 | リード
ジョイントリサイタルも無事終わったし、
イタリアから届いていたケーンの硬さを測ろう
今回の出来はどうかな?

200枚以上あるから時間も掛かるので、
朝から黙々と計り続ける

やっと全部測り終えた。
もうお昼過ぎだよ

結果は硬過ぎ2枚、硬め71枚、柔らかめ136枚、柔らか過ぎ19枚。
僕はいつもこのメーカーの柔らかめのケーンを使ってるんだけど、
ここのケーンは去年1年間、全体的に硬めの方に大きく振れてたので、
やむなくシェーパーを変えたりして対応したんだけど、
今回は硬めと柔らかめの割合が1年振りに逆転していつもくらいの感じに。

去年は硬過ぎのケーンはあったけど、
柔らか過ぎのケーンなんてほとんど出てこなかったもんね
農作物だから天候に左右されるのは仕方ないけど、
なるべく安定して欲しいところ
左から硬→軟。

まあ対処する内にケーンが硬めでもバランス取って作れるようになったので、
その分使えるケーンの範囲も増えたし良しとしよう
あとは材質が良いといいなあ
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「松川久美子&近藤聡彦ジョイントリサイタル」終了!

2024年11月17日 | コンサート
昨日は「松川久美子&近藤聡彦ジョイントリサイタル」でした。
風のホールで今年3度目の本番

サン=サーンスをリハ中の松川さんと橋口先生

見慣れたホールもこうやって見るとかっこいいねえ

開演
先ずはサン=サーンスのクラリネットソナタ。

そしてサン=サーンスのファゴットソナタ。

ストラヴィンスキーは照明を落としてムード満点

そしてグリンカの悲愴トリオ

無事終演

1曲毎に作曲家や曲についての話をしながら進めましたが、
お客さん達も話にとても食いついてくれて、
終始温かい拍手に包まれたコンサートでした
御来場の皆さん、ありがとうございました

今回初めて開催してみた「Performing Arts Series」。
来年はまた何をやるかお楽しみに
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明日はジョイントリサイタル!

2024年11月15日 | コンサート
明日は「松川久美子&近藤聡彦ジョイントリサイタル」本番
という訳で、今日は3人でリハ二日目

少し前の天気予報では土日が雨になってたけど、
前倒しになって今日が雨らしいので、
リードは重いけどまあ今日のところは我慢だ

それぞれのソロ曲もトリオも、
昨日今日で随分いい仕上がり
明日は頑張ります

では皆さん会場でお会いしましょうね
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着々と準備&リハ

2024年11月14日 | コンサート
いよいよあさっては「松川久美子&近藤聡彦ジョイントリサイタル」
印刷が仕上がったプログラムが今朝到着。

そして松川さんと橋口先生も到着し、
3人揃ってリハ開始
グリンカはやればやるほどいい曲だなあ。

そしてそれぞれのサン=サーンスのソナタも合わせる。
サン=サーンスのソナタ2曲続けてっていうのは良いねえ

3人で合わせるとやっと本番間近の実感が沸いてきた。
楽しい本番になりそう。
明日もう1度合わせて土曜日が本番
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ケーンが到着!

2024年11月12日 | リード
先日注文したケーンがイタリアから下関に今朝到着

近年の天候のせいか、
最近ケーンの質があまり良くないような?

まあまあの色味だけど今年の出来はどうかな?

ガウジドケーン200枚と今回はオマケが9枚。

硬さを測って削り始めるのは、
ジョイントリサイタル後のお楽しみ
でも全部使えればいいけど、
そうはいかないんだよねえ。
いいケーンだと良いなあ
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そして合わせ2回目

2024年11月08日 | コンサート
橋口先生とジョイントリサイタル2回目の合わせ。
先生前回よりまた更に弾けるようになってるなあ

僕も前回やってみてアイディアが浮かんできたので、
いろいろと盛り込んでみる

しかし久しぶりとはいえ、
サン=サーンスの第2楽章は、
こんなにエキサイティングな曲だったか

今朝、本番前の散髪に行ったばかりなので、
前髪が無くなりました
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久しぶりにM高へ

2024年11月06日 | レッスン
M高にてファゴットYさんのレッスン。
新しい楽器にもだいぶ慣れた様子

前に渡したリードはもう吹きにくくなってて、
調整して持ち直したけどこれはもう練習用だなあ。
新品を渡して吹いてもらったら、
それだけで音色や音程が良くなった

リードは生もの。
良いリードほど長持ちしないからなあ
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いよいよリハ開始

2024年11月04日 | コンサート
気がつけば16日のジョイントリサイタルまであと少し
橋口先生「そろそろ合わせましょう
僕「そうですね
という訳で午後から初合わせ。

初!といってもサン=サーンスとラヴェルは、
今まで先生と何度か演奏してるので、
先ずはいろいろ思い出すところから
「あれ?ここ前は苦労したけど、今日は普通に出来るやん
みたいな発見もあったりしてなかなか楽しい。
橋口先生も随分弾けててすごいなあ

サン=サーンスの遺作の2曲、
クラリネットソナタとファゴットソナタが一度に聴けますよ
「松川久美子&近藤聡彦ジョイントリサイタル」
チケットまだありまーす
クリックすると大きくなります。
チラシのQRコードからご予約を
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ヴィヴァルディのファゴット協奏曲

2024年11月02日 | 動画
先月、防府弦楽合奏団の皆さんと一緒に演奏した、
ヴィヴァルディの「ファゴット協奏曲 イ短調 RV498」 です

ヴィヴァルディはファゴット協奏曲を37曲も書いていますが、
これらを生演奏で聴ける機会はなかなかなくて、
この曲も僕自身、昔から録音で聴き馴染んだ曲だったけど、
目の前でこの曲が鳴った初回リハはとても感激しました

毎回のリハがとても楽しく、いい経験でした
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