小学生だった頃、友達がNゲージの鉄道模型をもっていました。その友達がもっていたのが横須賀色の113系。鉄道模型をもっていなかった自分にとってそれはとても輝いて見え、いつかは自分もNゲージを手に入れたいと夢見たのを覚えています。
そして数十年後の2014年の春、明確な目的もなく家電量販店のおもちゃ売り場をうろうろしていたところ、鉄道模型を売っているエリアの片隅にBトレインショーティーという商品を見つけました。パッケージには横須賀色の113系が印刷されていました。何気なく手にし、パッケージ裏側の説明欄に目を通すと、Nゲージのサイズに合わせてあると書いてありました。その瞬間小学生の頃の記憶が頭をよぎりました。値札を見ると1,000円程度。そこでとりあえず一箱、お試し気分で買って帰りました。
「Bトレインショーティー113系/115系・横須賀色(後期型)- バンダイホビーサイト」
(裏面の説明には「Nゲージといっしょに遊ぶこともできます」という記載が…)
Bトレで伊豆急という地方路線が販売されているなら、東急の車両も発売されているのではないか。そこで家に帰るとネットを検索しました。すると電車市場というところから東急9000系とプレミアムバンダイから「限定品」と書かれた7200系が販売されているではありませんか!
これでBトレ熱に火がついてしまいました。
Bトレは2002年から販売されている商品です。そこでBトレを知らなかった頃の失われた12年を取り返すかのようにネットオークションやネットショップでいろいろな車両を物色するようになりました。
ところがBトレ始めて1年もしない2015 年になると2両セットの希望小売価格の上昇が始まりました。それまでは高くても2両入りで1,200円程度だったものが1,600円、2016年には2,000円を超え、さらに2017年に入ると103系など過去に何度も販売されていた定番商品まで2,520円にまで上昇。そして2018年をもって販売終了。
仮面ライダーシリーズの放映も何度か中断を経験しましたが、現在は連続20年の定番番組としてカムバックを果たしています。Bトレもこんな終わり方をしてしまいましたが、いつかカムバックすることを信じ、それまでなんとか遊びつなごうと思います。
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