目蒲線用として導入された東急7200系(冷房車)をBトレインショーティーでメイクアップ!
昭和40年代(1965年〜)、東横線には8000系、また田園都市線には7200系といったステンレス車両が走るようになっていました。また昭和46(1971)年には東横線で8000系が冷房運転開始、さらに田園都市線では昭和47(1972)年4月に2編成(8両)の7200系が冷房化完了し、その年の夏の冷房運転開始を待っているところでした。その頃の目蒲線はと言うと依然旧型の3000系ばかりが走っている状況。
そこでこの格差を埋めるために目蒲線に投入されたのが冷房搭載の7200系です。7200系は1967〜1969年に50両が製造されたところで新製は終了していましたが、昭和47(1972)年5月、目蒲線用に4年ぶりに1編製(デハ7260-デハ7452-クハ7560)が新製されました。しかも7200系で唯一の新製冷房搭載車!
ただこの1編製を最後に1980年代に入るまで目蒲線に冷房車が投入されることはありませんでした。そんなわけで当時は目蒲線の紅一点、とても希少な車両でした。ちなみの同じ旧型車ばかりの池上線には1984年まで冷房車は導入されませんでした。東急電鉄の前身は目蒲線を造った目黒蒲田電鉄であり、池上線(池上電気鉄道)は買収された側だったことから扱いが悪かったのかもしれません。肩身の狭い池上線…。(買収されたのは1934年(昭和9年)の話です…)
そんな7200系のBトレをメイクアップです!
目蒲線用の7200系は最初から3両編成を前提に製造されたため、中間の車両は当然運転台のついていない中間車!中間車入りは2010年から2014年まで断続的にプレミアムバンダイから「限定品」として発売されました。メイクアップの使う種車はこのセットとなります。
- インレタ転写(およびクリアコート)
- クーラーキセを塗装
- パンタグラフを交換
- Bトレ付属ステッカー貼付
〈トレジャータウン〉
- TTL803-02:東急7200系標記〈本体1,600円〉
- TTL085A:ドア注意ステッカーインレタ#5(目隠し+指差し)〈本体800円〉
- TTL806-41:「シルバーシート」標記(国鉄)〈本体1,000円〉
- TTL019A:乗務員室表記(横書き)〈本体800円〉
- TTL856-06A、または、TTL856-06B:ドア注意・優先席表示(東急線)〈本体1,000円〉
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