ギンブナ 学名: Carassius langsdorfii
日本全国に広く分布しています。「マブナ」と呼ばれることも多く、川の下流域や農業用水路、ため池などにすみます。比較的流れが緩やかな場所になります。
ギンブナはオスが極めて少なく、そのほとんどがメスです。ギンブナのメスはドジョウやウグイなど池の魚と繁殖行動をとっても正常に卵を産みます。
そして生まれてきた子供は父親の要素を全く受け継がない母親のクローンです。オスの精子は、メスの卵に発生のきっかけを与えているにすぎないです。
最近では食用にされることも少なくなったが、本種はコイ同様、日本各地で重要な食用淡水魚だった。
※日本で最初の鮭の博物館 イヨボヤ会館 展示魚シリーズ NO17