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こちらのブログは、主に日常で起きた出来事を更新しています

母親も…

2010-09-20 21:42:01 | 家族 闘病日記
いま家庭で病気を患っている人はおばさんだけではないことに気が付いたのはほんの2~3日前のこと。

昨年の春に糖尿病を患った母親にも異変がおきていました。
両足の甲が大きく腫れているのです。
本人は痛みを感じていない様子ですが、はたから見ると痛々しく感じます。この様子だと、入院はまのがれそうもありませんでした。

私は母親に病院へ行くことを試みたのですが、子供の頃から共に過ごしてきたおばさんと一緒にいられる時間が少なくなるせいか、強く拒んでいました。
でも、今日の昼間に苫小牧に住んでいる姉貴のひとことで、渋々明日の朝に病院へ行くことになりました。
できれば、私が母親を連れて病院へ連れて行ってあげたいのですが、仕事が忙しく連れて行ってあげることができません。

明日の晩、仕事から帰ってきたら母親が無事に家にいることを願っています。。

7号棟

2010-09-19 00:29:14 | 癌 闘病生活
土曜日におばさんが無事に退院しました。

一時的に入院した理由は、体内に蓄積する尿を外に出すためにお腹につけた管(膵がんを発症した当時に手術してつけました)が1本はずれた為、お腹が痛くなり一時的に入院したそうです。

おばさんが退院した曜日がちょうど私の休日と重なっていた為、おばさんを連れて家に帰ることができました。
数日ぶりにみたおばさんの姿は家に療養している時と変わりませんでしたが、病気を発症する前(半年前)に比べて、体は2まわり以上も小さくなり、肌も黒くなり、白髪も目立ち、1年前の元気だったおばさんとはまるで別人のようになっていました。


ここの病院は8階建てで2~7階まで入院施設になっています。
私がおばさんの入信している病棟へ行く際、何病棟だったのか母親に聞くのを忘れ、受付の看護婦に聞いたところ、「4号棟の○号室ですよ」とやさしく教えてくれました。
そして、私がエレベーターにのったとき、後から来た女性が7階(7号棟)のボタンを押していました。

私の父は、入院した当初は5号棟で入院していたのですが、亡くなる1週間前に7号棟に移動させられていました。
あとから知ったことですが、7号棟は治る見込みのない人たちが入院する施設なんだそうです。。
(実際、父親が入院していたころ隣や向かえで入院していた患者さまが息を引き取っていたのを目撃しています)
私は、先程エレベーターに乗ってきた女性のことをを思い出し、とても複雑な心境になりました。


医者に宣告され、残りわずかな命のおばさんも7号棟に入院せざる日が来るのかと思うととても悲しくなったのでした。。。




続・急展開(後篇)

2010-09-16 00:15:39 | 癌 闘病生活
先週は、従姉妹のおばあちゃん(おばさんの母親)が家に泊まりに来るというサプライズがあり、家の中が約10年ぶりににぎわった(亡き父が元気だったとき以来ですね)のですが、先週末に帰ってからじょじょに容態が悪化していきました。
ちょうどこの時期から気温が落ち着き、ようやく秋らしくなってきたことも原因なんでしょうね。
(季節の変わり目には風邪が流行るかのように、病人にとっても今の時期が辛いのでしょう)

先週の日曜日に、おばさんは近くにある大型スーパーで散歩へ行ったところ偶然ジェロが特設ステージにて演歌を歌っていたのを目撃してとても喜び、私に何度も説明してくれていたのですが。。

おばさんは、入院する直前(家を出て行く際)に「今週末までには退院して家に戻る」と言ってました。週末におばさんが無事に退院して家に戻ってきたら、行きたかったところへ連れて行き、少しでも喜ばせてあげたいです。
私が父の最後にできなかったことを..



続・急展開(前篇)

2010-09-15 22:54:05 | 癌 闘病生活
ここ2~3日前からお腹の痛みを訴えていたおばさんが病院へ行ったところ、先生から即入院と言われ入院しました。

先週の検査で、おばさんの余命の宣告をうけたばかりなのに…

しかも、糖尿病を患っている母親も先週からおかしな咳をするようになった。
先週、おばさんの検査につき添うように母親も病院へ行って検査をうけてもらったのですが、その結果は明日にわかります。

母親の謎の咳の原因も異常なければいいのだが。。。

つかの間のひととき

2010-09-09 20:37:49 | 癌 闘病生活
おばさんが家に同居してから、毎月、遠くはなれたマチ(静内町)からおじさんがやってきます。

おじさんは、おばさんの弟(母さんの弟)で、年に数回は家にきていたのですが、おばさんが病を煩わしてから毎月訪れるようになりました。
おじさんが家に泊まりに来ると、いつも静だった家庭が賑やかになります。

今月は、93歳になる元気なおばあちゃん(母さんの母親)も連れてきたので、笑いが絶えない家庭になりましたわ。ここ最近、あまり元気がなかったおばさんもこの時ばかりは笑顔で過ごしていました。

今週のはじめに来たおじさんとおばあちゃんも明日で静内へ帰ってしまいます。
また来月も来てくれるのですが、私にとってはもう少し家にいてほしいと思いました。
いまの私と母親・姉貴の3人では、余命3カ月のおばさんを元気づけることが困難になってきたので。。

定期健診

2010-09-06 20:49:20 | 癌 闘病生活
末期の癌で家で療養している母親の姉(おばさん)が月に1度の定期検診に行ってきました。

先週では、定期健診へ行くのは今週の中だと聞いていたのですがおばさんの娘さんが急に家を訪れたこともあり、今日の昼間に行ってきたようです。


検査結果は、




薬の投与も効果がなく、癌の進行が進んできたとのことでした。

しかも、元気でいられるのはあと1カ月ぐらいなんだと…










いまの私には、部屋の奥で横たわっているおばさんに元気よく話しかけるのが精いっぱいでした。。