ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

「食器洗い」が上手に・・

2010-04-12 22:14:25 | Weblog
 恥ずかしながら、台所に立つ事が全く出来なかった私も、最近では妻の留守を預かって食器洗いが得意になってきた。
とは言っても、妻の留守中の自分の食べたものと母親の食器をあらうだけだが・・・。でもそのことが楽しみの一つにもなってやっているのだから「たいしたものだ」と勝手に評価している。普段でもやれば良いものを、全く見向きもしないのは、只単にわがままな人なのかも知れない。
 
 今夜も夕食後所用で出かけていって妻が留守になったので台所の食器が目に入ったが、洗う体制には入らずそのままパソコンへ。でもでも、やっぱり食器洗いが上手になったのですよ。
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「流氷が来なかったね」・・と・・

2010-04-11 09:53:37 | Weblog
 酪農研修生だった埼玉県出身の柳沢君は、何を思ったのか今頃になって「流氷が来なかったね」と言っていた。
彼はオホーツク海から直線で、300㍍ほどしか離れていないところに住んでいる。厳寒のころ、私は彼に頃よく「まもなく流氷が接岸するよ」と話していた。こちらの冬のせめてもの名物的な景勝として、自慢したかったのかも知れない。

 そんな流氷が今年の冬は、彼の住むオホーツク海沿岸に流氷が接岸しなかった。流氷を手で触れてみることが楽しみだったようだ。私も流氷の接岸しない年は記憶にない。

 写真は昨年の2月上旬の接岸したときのものだ。ちょうど彼が住んでいる付近の海の出て東に向かってシャッターを切った。
流氷が接岸しなくなったのも、やっぱり環境の変化のあらわれなのだろうか。

 昨日、妻達はそんなオホーツク海を東に車を走らせ知床の近くの温泉まで、近所のおばさん達と楽しく出かけていった。我が町にも隣町にも温泉はいくらでもあるのに・・・わざわざ6時間もかけて・・と思うが・・・楽しいのだろう。

 「酪農ニコニコ協定」の休日を利用しての温泉旅行だから特別に楽しいのかも知れない。私一人、とりのこされるのも4月に入り早くも2度目の事で、89才を介護(食事だけ)しながら、ビールから勇気をもらって過ごしている。
「休みが無くて大変ね」なんて、思われがちな酪農にも、素晴らしい生活があることを大いに宣伝していきたいものだ。
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我が家の周辺

2010-04-09 20:11:37 | Weblog
 今夜も強い風が吹いている。雪解けが一層進みそうだ。
写真は、今朝の我が家の周辺のものだ。あまりにも良い天気だったために、住宅の裏の小高いところからシャッターをきってみた。まだまだ白銀の世界だ。

 数日前の朝、雪が凍って固くなっていたとき、牧場で働いている柳沢くんが住宅の正面に見える一番高い山に登ってきたという。往復1時間程度だったというから、たいした距離ではない。私も昨年は途中まで行って来たが、今年の挑戦はまだ無い。機会をみて・・・と。

 こんな山々が新緑の世界に変わるのは、まだ先のようだ。
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牛ちゃん達の日向ぼっこ

2010-04-08 19:46:32 | Weblog
 今朝の5時半、猛烈に冷え込みマイナス10度であった。
飲み過ぎの歓送迎会から帰宅しての深夜、冷え込みを予測して移植した花の苗のあるハウスへ。ちどろ足でポータブルストーブのセットやビニール掛けなどを行ったが、朝見ると窓際にあった6~70株が凍結していました。ガッカリ。あわせて飲み過ぎに頭もガンガンでとても辛い1日だった。

 冷え込んだ分、日中の気温がグングンあがって雪解けも進んだ。陽気な日だっただけに牛ちゃん達(お母さん牛)の日向ぼっこを行った。
今年初めての外だけに、外気に飛び回って喜びを体一杯で現していた。これからは毎日に様に数時間だけだが、外に出ることが出来る。しかし、雪の中で食べるものは何もなく運動程度である。
牛ちゃん達にとって、青草が生いしげる5月中頃が待ち遠しいであろう。
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美しさを期待して

2010-04-07 18:58:58 | Weblog
 暖かくなったり気温が低くなったりを繰り返しながら、今月末にかけて急速に雪解けが進んでいく時期です。
周辺はまだまだ深い雪の中ですが、小さなハウスの中で春るの美しい姿を期待して、マリーゴールドの移植を行った。

 いつものこの時期の旬でもある。数日かかって2000株の移植だった。明日にまたサルビアなどの2000株のセルトップ苗が到着するから2~3日は移植一色である。
牧場を訪問してくれる消費者の方々に、すこしでも癒しを与えてあげれれば・・・との願いを込めて、6月上旬まで温度や水管理に頑張ることになります。
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うれしい搾乳体験予約

2010-04-05 20:13:38 | Weblog
 早いもので、今月末からぶんちゃんの里の茶屋べこっこや搾乳体験等がオープンする予定だ。いつもなら体験は6月になってからが殆どであったが、今年は連休中に浜頓別グリーンツーリズム協議会が、オープンデーを企画しているために、早い時期から行う予定だ。

 つい先日うれしいうれしい搾乳体験などの予約がR高校からあった。
2年前から宗谷管内の新任教員の研修会を私の牧場を会場に開催頂いていて、酪農の話や搾乳体験、バター、アイス作り体験をしてもらっている。私も得意になって先生方に、体験を通した食や命の大切さを懸命に伝えてきた。

 昨年体験に来てくれたR高校の先生から電話をいただき、「生徒の宿泊研修で、私が体験させて頂いたことを生徒にも体験させたいのですが・・」という問い合わせをいただいた。私達に取っては何とも感動的な予約であった。

 何のためらいも無く、「どうぞ来て下さい」とお願いをした。先生自身の研修での体験を子ども達にも体験させたいと思ってもらったことに感謝した。

 来月の末には語りに一層みがきをかけて、搾乳体験から「いただきます、ごちそうさま」の意義と酪農、牛乳をしっかりと伝えたいと、いまから張り切って21名の生徒を待ちたい。
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妻がデビュー

2010-04-04 10:04:55 | Weblog
 陽気な日が続いて雪どけも進んでいる最北。白銀の大地に当たる陽は輝いている。

 1日から珍しく妻が出張に出かけた。ある青年女性団体からの推薦を受けある青年女性会議で意見発表するためだった。酪農をやりながら消費者交流活動に取り組んでいる、その内容の報告のようだ。
今までは、私ばかりが表舞台に出ていたが、妻がご指名を受けたのは初めてだっただけに、その話を聞いたときには「頑張ってこい!!」と背中を押した。私が言うのも何だが、物事の視点やまとめ方の優れている妻にとっては、たいした問題ではないと思っていた。
少しだけ発表の流れをアドバイスしただけで10分ほどの原稿を書き上げ、パワーポイントの制作も簡単に出来上がったようだ。出来上がったものを1度だけ見て、ほんの少しだけ指摘をしたら、素晴らしいものになっていた。

 「7月末に埼玉県に行って下さいと言われました」と言うメールが届いた。「全国大会に行け」と言うことだな~~と察した。
人様の前で自分たちがやっていること、人様に伝えたい酪農のこと、食と命の大切さ等々・・滅多に与えられるものではない。そのいただいたチャンスを生かし行ったことは、大きな意義あることだと思う。

 こうしたことでの出張は私が多くあったが、妻のデビューを歓迎したい。7月末の全国から集まる人の前での発表に更なる成長の期待をしたい。
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静まりかえった校庭

2010-04-02 19:25:49 | Weblog
 私どもの地域に居住していた3家族の先生方は、新年度の始まりと共に昨日転出した。
いつものごとく沢山の人たちが荷積みのお手伝いに来て、最後の先生方を見送った。農村の小さな集落にとって学校があったからこそ、別れがあり新しい出会いを感じ取ることが出来たのであろう。

 そんな別れと出会いのステージだった学校へカメラ片手に行って見た。誰もいないことが分かっているせいか、とてつもなく寂しい姿が感じ取られた。車も人影も無い校舎前に立つ3つの住宅も・・・。誰もいないことがウソの様に思ってしまう。

 そんな校舎や住宅や校庭の新しい出発の日がどんな形でくるのだろうか。今の私には想像すら出来ない。
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大雪原を歩く後ろ姿を・・

2010-04-01 19:45:38 | Weblog
 今日から新年度。
私達の周りでも新年度にふさわしい出来事がいくつかあった。2つの組織の責任者をやっている立場から、新職員や移動職員への辞令交付や訓示。閉校になった小学校の先生方の荷積みや見送りなど・・・・。

 昨日から強い風が吹き、急速に雪解けが進み、4月の幕開けにふさわしい感じもした。これから雪深い最北でも、日一日と春の息吹を感じることになる。
そんな季節の中、大雪原を老いた体を曲げるような格好をして歩く人の姿があった。何の目的があり、どこに行くのか分からなかったがシヤッターをきってみた。
真っ白いノートの1行目にペンを走らせるように、大雪原に大きな人の足跡だけが転々とついていくのを見ると大地を独り占めしたようにさえ思う。

 まだ残雪は70㎝程あるが、こんな光景もみれるのもあとわずかの日々であろう。我が家周辺ではいま、強い雨が降っている。朝夕に気温が下がると固い雪になり雪原の上をぬかること無く走り回ることが出来る。これも春を迎えるにあたっての旬なのかも知れない。
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