お出かけ日記

お出かけしたことをお話しします。

下鴨神社 御手洗祭

2022-07-24 22:19:00 | 日記
仕事が忙しくなり、平日の休みがなくなったので、なかなかお出かけできませんでしたが、下鴨神社で御手洗祭が始まっているのに気づいて、三女のオープンキャンパスに行った帰りに行きました。

https://www.shimogamo-jinja.or.jp/oharai/

平日にしか来たことがなく、ましてやお祭りの日に来るなんて、初めてだったので、外にまで連なる行列を見た時にギョッとしましたが、人数の割に、行列はサクサクと進みました。



ご本殿にお参りしてから、特設会場となっている御手洗川へ!順路は分かりやすく、一本道となっていました。

入り口で、お初穂料300円を納めると、靴袋をもらえます。そこで、靴を脱いで裸足になり、ズボンの裾をまくり、準備を整えると、次の受付で、串に刺したロウソクをいただけますので、それを握りしめて、いざ、御手洗川へ!


ザブンと足をつけると、ひえ〜!冷たい!!!氷水か?!と思う冷たさです。

こんなに人がいて、外気温は34℃の午後3時、水は足首が浸かるくらいの深さで、流れもほぼなく、なのに、どこまで行っても冷たい冷たい!!

ちなみに、今年3月ごろの御手洗川は…

こんな感じで、ほとんど水がありませんでした。毎年7月の土用の丑の日前後に、こんこんと水が湧き出すのだとか。

いただいたロウソクに火をつけて、奉納します。


御手洗川からあがって、足を拭いて靴を履き、御神水をいただいて、内側からも清め、無病息災を祈ります。

御神水は御手洗川の水ほど、冷たくはなく、体にすーっと染み渡りました。

平日は静かな糺の森も、この期間は屋台が出るようで…


でも普通の神社のお祭りよりも騒がしくなく、静かな気がするのは、糺の森の神気のせいかな…。

久々のお出かけ、楽しかったです。


大神神社

2022-07-01 23:58:00 | 日記

6月最後のお出かけは、以前から行ってみたかった大神神社。午後4時半ごろから予定が入っていたので、早めに出立した。


三輪駅がある、JR万葉まほろば線は、難読漢字クイズか?というような駅名が並ぶ。

①京終

②帯解

③櫟本


答えは① きょうばて、② おびとけ、③ いちのもと。

この日もお供は次女。京終は、都はここで終わりやで、という意味なんだろうなと話した。


お昼前に着いたのだが、大神神社に詣でる前に腹ごしらえすることにした。

三輪そうめん流し店は、大神神社の参道、二の鳥居の近くにある。




店内は、木の床、木のテーブル、籐の椅子、落ち着いたいい雰囲気なんだけど、マツケンサンバ、河内音頭などが流れてる。壁には謎の世界地図。そんなところどころのミスマッチが、一周回って面白いい感じ。

各テーブルにそうめんを流す用プールが設置されているが、テーブルに案内された時には、そのプールには蓋がしてあった。

ランチメニューは3種類。流しそうめんと釜飯が基本セットで、それにスペアリブの煮込みが付くセットと天ぷらがつくセットだ。私も次女も天ぷら付きセットにした。釜飯は鶏かアサリか選べる。次女は鶏、私はアサリにした。

メニューを聞くと、店員さんがプールから蓋を取って去っていった。

まだ何も入っていない。しばらくして、店員さんが、セットについている豆腐、焼いたそうめんの節、しいたけダシのミニにゅうめんを持ってきてくれた時に、テーブルの下のスイッチを触ると、プールの底から水が出てきて、空っぽのプールを満たした。

先付けの豆腐やにゅうめんを食べていると、素麺がやってきた。店員さんはザルに乗せた素麺をプールの真ん中に置くと、またスイッチを触る。そうすると水がぐるぐる回り出した。

「素麺を入れてもらって2.3周したらほぐれてきますので、すくってお召し上がりください」

と説明してくれた。写真を撮っていると、素麺の箱に天ぷらを入れて持ってきてくれた。

キレイ!美味しそう!




天ぷらも一緒に写真に撮って、ワクワクしながら素麺をプールに投入!


素麺の塊が1周、2周するうちにフワッとほぐれる。すくってめんつゆにつけて、ズルズルっとすすると、コシのある冷たい素麺がスルスルと喉を通っていく。おいし〜い!そして、楽し〜い♪素麺が水の中を回るというだけで、こんなに楽しいのはなんでだろう?


天ぷらも揚げたてサクサク!写真の扇のような、花のようなのは、素麺の天ぷら。ほんのり塩味が効いていて、何もつけなくてもサクサクと美味しくいただけた。


天ぷらを食べ、素麺を流してすくって食べて、すっかりお腹いっぱいになってしまった。釜飯、食べられるかなぁ?と2人で話しているところに登場。




幸い小さなしゃもじに2すくいくらいだったので、無事にお腹に収まった。

アサリの釜飯はさっぱりしていて、鳥の釜飯はコクがあって、どちらもとても美味しかった。


支払いをしていると、レジ横に置いてあった素麺のガチャガチャをしたいけど、100円がないと言うので、渡した。

次女が何気なく100円を入れてガチャガチャ回すと




え!え〜!!!

あまりにもあっさり大吉が出てきたので、2人で驚いてわぁわぁ言っていると、店員さんが、

「当たりましたか?あ、大吉?大吉はコレ、箱入り素麺、今食べたやつですよ」

と渡してくれた。ガチャ玉の中には、素麺のフシが入っていて、それも開けて渡してくれた。





「こんなところで運使って

と笑いながら、大神神社へ。






鳥居をくぐると、下鴨神社の糺ノ森に似た参道。けれど、下鴨神社に比べると、気が穏やかでまるい。


まずは、祓戸神社に詣でて、穢れを祓い、拝殿へ詣でる。

拝殿の前には、夏越の祓えの茅の輪が用意されていた。




前の人がお手本を見せてくれたので、マネをして、茅の輪くぐりをした。これで夏の間、元気に過ごせるね、と言いながら、拝殿へ。

家族全員の心と身体が健やかで過ごせますように、と、7月に同じ奈良の地で開催される近畿大会で三女と三女のチームが大活躍しますようにと、お願いした。


次に狭井神社へ向かった。




参道のくすり道に入ると、大神神社よりも気が少しキリリと引き締まって、より気持ちよくなった。大神神社の荒御魂をお祀りしているせいかな。

御本殿に詣でて、また家族全員の息災を祈念する。

御本殿の左奥の万病に効くとされる「くすり井戸」から御神水をいただいた。まろやかで穏やかな、大神神社と同じ気のお水だった。





普段なら、この狭井神社からご神体の三輪山に登拝できるのだが、残念ながら今はコロナのため登拝はできない。


こちらを辞して次は展望台を通って、久延彦神社へ詣でた。




久延彦神社では、高3受験生の三女が、希望の大学に合格しますようにと祈念した。

次女は単位を落としませんようにとお願いしたらしいが、自分次第や、がんばりやって言われたやろ?と言ったら笑っていた。


まだ6月なのに、8月のような炎天下の中を、三輪そうめん流し店まで戻った。

お目当てはコレ。





まだお腹いっぱいだったが、ここでしか売っていない物は食べとかないと!と欲張って、私は抹茶あずきクレープ、次女はキャラメルクリームのクレープを食べた。

冷たくて美味しかったけれど、お腹が減っていて、もう少し涼しかったらもっと美味しかったに違いない。


暑さに弱い次女が熱中症寸前までいって、気を揉んだが、ならなかったのは、大神さんのご利益だろう。