帰ってきたお気に入り

アクセサリーの中では指輪が一番好きだ

ネックレスと違って肩がこらない
イヤリングと違って落とさない
ブレスレッドと違って邪魔にならない

結婚してから、5年毎の節目に指輪を買っていた
といっても、ダイヤのきらきらや、プラチナやゴールドの繊細な感じのものは
私の手には似合わない
なんたって、私の手は、小さい頃かたお達に目をつぶらせて
「どっちがパパの手？」とだんなの手と比べさせると
間違いなく「こっちがパパ(^^)」と選ばれるぐらいでかい、ごつい(-_-;)

シルバーのちょっと変わったデザインで
いわゆる半貴石と言われる、アメジストやブルートパーズ等の石が
ついたものが好き

今の会社に出向になったとき、会社の近くに
めさめさ好みのショップを見つけた
作家さんの作る1点もののシルバーの指輪が中心で
確実に心打ち抜かれるものが並んでた

それからは、5年に1回の指輪購入が、
おそろしいピッチで進む(-_-;)
指10本ですけど・・・？
いやいや、指輪は基本薬指にしかつけないんですけど・・・？
とっかえひっかえ、お着替えできるぐらい、いつしか指輪の在庫ができてた

そんなに気に入っていたお店だったのに、
3年前に閉店し、
失意のUEPY、それからはハワイで指輪をだんなに買わせたぐらいで
指輪を買っていない

しかし、指輪は、やっぱり消耗品だ
もともと粗忽もののUEPY、がんがんそこらでぶち当てるので
お気に入りのアメジストの指輪に傷をつけてしまい、きれいに光らなくなってしまった
胡蝶貝のリングも上についてたゴールドの粒が、いつの間にか無くなってた

落ち込む・・・
お店はもうないのに・・・

ある時、いつも指輪をほめられる御用達のお店で、
お姉さんがずっと気に入ってたかばんの作者さんをネットでみつけて、、、
と、うれしそうに話してて
「UEPYさんも探してみたら？」と言われた

そうだ、そうだよ
連絡先をもらってたっけ
修理できるかどうか聞いてみよう

閉店後3年経っているので、メールは変わっているのか返ってきてしまい、
ダメもとでいただいてたハガキの住所に手紙を書いた

それはお盆前
そしたら、お返事をいただいて、メールをやりとりすることができ、
お気に入りの指輪の修理をお願いできた

話は長くなってしまったが、
今日は、修理ができたってことで、
久々、お店の人と夕方お会いしてた(^^)

ほんとに久しぶり
なつかしい

お店を閉店してから、体調を崩し
ようやく最近体調が戻ってきはったらしい

そう言えば、閉店時、しんどそうにしてはった
自分で立ち上げたお店を閉めなくちゃならないって、
生きがいを取られるのと一緒だろう
体力的にも精神的にも、まいるだろうと思う

お元気になられてよかった

私もちょうどいい時に連絡を入れたのかもしれない

こういうのって、きっとご縁だなと思う
多分つながっていけることを許されてるんだなと

阪急6Fの「ダマン リュミエール」で
まだ残ってた限定60食のランチをいただきながら



話がはずむ
お料理もおいしいけど、
彼女の話も興味深い

こういう異業種の、なかなか知り合うことができない人の話は面白い
貴重な体験

ピアノを演奏されたり、バンドを組んでたり
そうかと思えば、療養中、カラーセラピーやメンタルヘルスの資格を取ってはったり
すごい多才な人で、
でも、穏やかな雰囲気に惹きこまれる

私、なんたってがちゃがちゃ系だからな

気付けば、8時、阪急閉店の時間

また、指輪の作家さんにも連絡を取ってくださるそう
ライブの案内もいただくことにした

楽しみ楽しみ(^^)

そして、



無事、修理されて戻ってきた指輪たち
めっちゃうれしいな(^^)