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観音菩薩ピクトの制作の裏側

2020-05-16 14:40:07 | 日記
「観音菩薩」というとどのような仏を思い浮かべるだろうか。

観音菩薩にはさまざまな形態がある。
人間と同じような姿だったり、はたまた「千手観音」や「十一面観音」「如意輪観音」など多面多臂の人間からかけ離れたものだったりさまざまだ。

その中でも「聖観音」と呼ばれる仏は一番シンプルな姿をしていて、皆が思い浮かべるいわゆる「観音様」のイメージに近い。
「聖観音」は独尊像として祀られている場合にこの呼び名を使う場合が多い。

今回制作した観音菩薩ピクトの「観音菩薩」は「聖観音」と同じと思ってもらってよい。
何故、「聖」がつかないかというと、「阿弥陀如来」を中心として左右を「勢至菩薩」と一緒に配されているときには「観音菩薩」と呼ぶのだ。(Wikiによると…)
で、その三尊形式のことを「阿弥陀三尊」といい、多くのお寺でその形式で祀られている。

今回制作した「観音菩薩」は蓮台を持った「来迎」形式のものをモチーフとした。(来迎とは阿弥陀如来が極楽からこの世に迎えにくること)


それでは制作過程を紹介させていただこう。

はじめはスタンド形式で考えていた。


しかし、立ったままだと勢至菩薩と差をつけづらくなるので座らることに。
また、脚を崩すことで三尊形式にしたときに動きが出るようにした。
        ↓


トレースしつつバランスを調整して完成!
さらに、アクリルキーホルダー化すると…

かわいい!!


以前制作した「勢至菩薩」と「阿弥陀如来」を組み合わせると……
阿弥陀三尊来迎図が完成する!(歓喜)

これを、アクリルキーホルダー化すると…


神々しい!!

このキーホルダーは2020/5/16(土)18:00〜 販売開始します。
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