ここまでの考察でP変換でヘリシティーは変化しないから最初から考えなくてはなりません!
だから《ウーの実験》に戻ります。
原点において、z軸の正の方向から見て時計回りに自転しているコバルト60原子は、スピン表現からいうと下向きです。その逆方向にベータ線が出たというのですから上向きに電子が出ました。つまり反ニュートリノは下向きに出たことになります。
さて、自然界には存在しないベータプラス崩壊を行う仮想原子があって、同じような条件で実験を行ったとしましょう。磁場の向きが同じだったら陽電子は下向きに出るでしょう。すなわちニュートリノは上向きに出ることが予想されます。
ここでP対称性の破れとは進行方向が任意でないことですから、この場合には進行方向が決定しているのですから、やはりP破れの検出になります。さらにニュートリノと反ニュートリノで逆方向ですからCP対称が検出されています。
さて、重大な結論が得られました。
「さらにニュートリノも反ニュートリノも同じく左巻きだから従来の説明は間違いだ」ということなのです。阪大のエレガント計画には大変申し訳ないが(なんと)「ニュートリノはマヨラナ粒子であったとしてもニュートリノが消える二重ベータ崩壊は存在しないことが(ここに)論証された」ということなのですよ。
これで日本独自の研究の夢がひとつついえました。
そして、P⊃Tより、ニュートリノのTもまた1破れているだろうと予言します。つまり騾馬ニュートリノは存在しない。すなわちニュートリノ凝縮は存在しない。ニュートリノはそれゆえに大変軽いフェルミオンである。
P=Tではないようですね?
だから《ウーの実験》に戻ります。
原点において、z軸の正の方向から見て時計回りに自転しているコバルト60原子は、スピン表現からいうと下向きです。その逆方向にベータ線が出たというのですから上向きに電子が出ました。つまり反ニュートリノは下向きに出たことになります。
さて、自然界には存在しないベータプラス崩壊を行う仮想原子があって、同じような条件で実験を行ったとしましょう。磁場の向きが同じだったら陽電子は下向きに出るでしょう。すなわちニュートリノは上向きに出ることが予想されます。
ここでP対称性の破れとは進行方向が任意でないことですから、この場合には進行方向が決定しているのですから、やはりP破れの検出になります。さらにニュートリノと反ニュートリノで逆方向ですからCP対称が検出されています。
さて、重大な結論が得られました。
「さらにニュートリノも反ニュートリノも同じく左巻きだから従来の説明は間違いだ」ということなのです。阪大のエレガント計画には大変申し訳ないが(なんと)「ニュートリノはマヨラナ粒子であったとしてもニュートリノが消える二重ベータ崩壊は存在しないことが(ここに)論証された」ということなのですよ。
これで日本独自の研究の夢がひとつついえました。
そして、P⊃Tより、ニュートリノのTもまた1破れているだろうと予言します。つまり騾馬ニュートリノは存在しない。すなわちニュートリノ凝縮は存在しない。ニュートリノはそれゆえに大変軽いフェルミオンである。
P=Tではないようですね?