ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

「日本語論文」ユニバーサルフロンティア理論・前半(最終?)

2016年01月01日 | 究極理論
1. Mユニバース粒子の発案

 陽子が崩壊しなかった時点でGUTこと大統一理論は否定検証されたと思い、それ以来そのことを前提として新しい理論を構築したいと私は願っていた。ある日、書物から韓=南部模型について南部陽一郎が断念したとする切れ目が存在しないことに気がつき、それから来る日も来る日もクォークが整数荷電であることを前提とした考察を続けた。いくつもいくつも困難が生じたが、すぐ解決し、とりたてて不合理や不可能性は発見されなかった。
 整数模型を採用した新理論ならば無電荷のX粒子を想定できるではないか。
 その新理論をUFTことユニバーサルフロンティア理論と名付け、大統一理論のX粒子にあたるボソンをMユニバース粒子と名付けた。 


2. Mユニバース粒子の性質

 Mユニバース粒子はtクォークとbクォークに崩壊することを期待された基礎粒子である。この両者にはアイソスピン対称と呼ぶべき性質があると考えて、その対称性に従って崩壊先が決まっているような粒子の存在を強く希求したのである。2つのクォークに崩壊するということは宇宙が完全にクォークだけから始まることが可能になることを願って発案した。X粒子が電荷をもっているのに対してMユニバース粒子は無電荷であり、宇宙における物質開闢の際に反粒子なしに始まることが可能なのではないかと期待した設定である。
 陽子の中で2つのクォークがニアミスをしたとしたらMユニバース粒子に変化するが、GUTのX粒子とは違って、その次の瞬間には必ず2つのクォークに戻るので陽子を崩壊させることがない。ハドロン外部においてはZ粒子とヒッグス粒子とに崩壊するという性質があり、tクォークとbクォークなど2つのクォークに崩壊するのはハドロン内だけだと思う。
 アイソスピンにハイパーチャージを足した結果が電荷になる場合にはtクォークとbクォークになり、スピンになる場合にはZ粒子とヒッグス粒子になると考えられる。その質量はZ粒子とヒッグス粒子の質量を足し合わせた216.9Gev/c²であり、同時にtクォークとbクォークの質量和にWボソン質量の半分を足した値である。
 これらの性質は驚くべきことにUFT独自の量子インフレーション宇宙から自然に演繹される。


3. 量子インフレーション宇宙

 宇宙原子アトムの存在を仮定する。
 アトムはフェルミオンであり、一つの量子状態には2つの粒子しか入られない特質を生かして、インフレーション宇宙を決定する役割を持っている。その為にはアイソスピンに比例して負の状態には負エネルギーを割り振らなければならない。熟慮熟考した結果、アイソスピン+1/2のアトムに対して-1/2のアトムは時間を逆行しているとする、やや難解な結論を受け入れるに至った。その代わりに初期状態はアトムの時間順行逆行対というクーパー対として最良の結果を得ることができる。
 宇宙は考えられる限り最も無に近い状態から始まることができるわけである。(続く)

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