どこの誰が電気素量の分数倍てな基本粒子を思いついた?
ノーベル物理学賞を単独で受賞したマレイ・ゲルマンなんだが、彼にとってクォークとはハドロンの性質を説明していく為だったんだが、とくに陽子と中性子の電荷には重きをおいた、そう。陽子や中性子などのバリオンはクォーク三つから、中性子をはじめとした多くのメソンはクォークと反クォークとから出来ている。そうしたらクォークの電荷は電気素量の三分のなにがしになった、そうやったねん、そう。ゲルマンと同時期にツワイクも同様の発案をしていたが、その後の仕事の多くはゲルマンがやり、あまり仕事が進まなかったツワイクは生物畑に逃げちゃって損をした。ひとそれぞれの運命よな、アメリカ人の機運が知れるのかも。
よく考えたら物理らしくない、化学みたいな理屈であるw
だからグラショウをはじめ多くのアメリカの素粒子学者は自らを粒子科学者と呼ぶ、まあ、ケミストじゃないけどサイエンティストって訳だ、そうでしてん。そうか、民主的なアメリカのことだから化学者も多く参加したのかな、よく知らないけど。
ゲルマンはクォーク荷電を完全にアプリオリに設定した!
彼は電気素量を破る素電荷の規則を破ることを不思議に思わなかった、いともたやすくそれを行った、粒子科学上の七不思議の一つみたいなモンだ、そう。何故かを問うコトは今はしない、ワシがいま言いたいのは「クォーク荷電は証明されるべきだ」というコトだけである、そう。他から証明されなくてはならない、その他とは素電荷であり電気素量なのは当然である。
そう造ったユニバーサルフロンティア理論を宜しくですw