《自発的ではない対称性の破れに関する作業仮説》
1)半ば強制的な対称性の破れ
まったく方向性の定まらない環境においても対称性の破れは自発的に生じるとされるが、たとえどれが揺らぎによることであったとしても外力などによる方向性の決定を得る機会がなければ対称性は破れない。そしてそれら方向性を決定させしめた揺らぎなどの反作用として出現するのが南部=ゴールドストンボソンであると考えられる。宇宙が自転しているような場合にはコリオリの力によって、鉛筆が倒れる方向が決定される可能性があると考える。サラムの円卓のアナロジーにおいては、右側なり左側なりに置かれたおしぼりのどちらかを、誰かが選択した瞬間に決定されるとされるが、むしろ「左側のおしぼりをお取りください」というようなアナウンスによっても同様の事態が起こるのではないか。
2)デジタル過程における対称性の破れ
逆さに立てた鉛筆の例はアナログ過程であり連続しているが、サラムの円卓のアナロジーはデジタル過程であり不連続である。その場合には加えられた作用(中心から左側なり右側に半分だけずれるという作用)に相応した反作用(逆方向に半分だけずれるという反作用)の分だけ擬南部=ゴールドストンボソンとされる粒子が出現する可能性が高い。このことはワインバーグによる発案とされるが、この作用に対する反作用という考え方からすると、このレプトンの電荷がアイソシンメトリーから半分だけずれるという結果には、他の粒子のアイソシンメトリーが逆方向にずれるという原因があったのではなかったかと疑われる。ユニバーサルフロンティア理論においてその粒子とはクォークに他ならない。
3)相互作用による対称性の破れ
点電荷による電気力線は、それが単独に存在する限りにおいては球対称であるが、近くに異種または同種の電荷が存在する場合にはその対称性が崩れる。その現象を相互作用によるものと理解した場合に、南部=ゴールドストンボソンの正反からなる対が出現していると考える。ユニバーサルフロンティア理論においては電荷-1のTボソンなどからなっているT反Tが無数に出現していると考える。このT反Tはワインバーグ=サラム理論におけるBボソンの元粒子であるので、実際には無数のフォトンが出現することになる。
4)ハイパーチャージによる破れ
1)2)の結果として、ユニバーサルフロンティア理論においては、クォーク及びレプトンの電荷についてその量をQとした場合に次のような公式が成立するものとする。
Q=I₃+Y/2(Yはハイパーチャージでクォークでは+1でレプトンだと-1)
それらからくる必然として、クォークについて韓=南部模型が適用されるように標準模型を改革し、あるいはそこから演繹される結果として、大統一に革命的な変化をもたらすことになる。
1)半ば強制的な対称性の破れ
まったく方向性の定まらない環境においても対称性の破れは自発的に生じるとされるが、たとえどれが揺らぎによることであったとしても外力などによる方向性の決定を得る機会がなければ対称性は破れない。そしてそれら方向性を決定させしめた揺らぎなどの反作用として出現するのが南部=ゴールドストンボソンであると考えられる。宇宙が自転しているような場合にはコリオリの力によって、鉛筆が倒れる方向が決定される可能性があると考える。サラムの円卓のアナロジーにおいては、右側なり左側なりに置かれたおしぼりのどちらかを、誰かが選択した瞬間に決定されるとされるが、むしろ「左側のおしぼりをお取りください」というようなアナウンスによっても同様の事態が起こるのではないか。
2)デジタル過程における対称性の破れ
逆さに立てた鉛筆の例はアナログ過程であり連続しているが、サラムの円卓のアナロジーはデジタル過程であり不連続である。その場合には加えられた作用(中心から左側なり右側に半分だけずれるという作用)に相応した反作用(逆方向に半分だけずれるという反作用)の分だけ擬南部=ゴールドストンボソンとされる粒子が出現する可能性が高い。このことはワインバーグによる発案とされるが、この作用に対する反作用という考え方からすると、このレプトンの電荷がアイソシンメトリーから半分だけずれるという結果には、他の粒子のアイソシンメトリーが逆方向にずれるという原因があったのではなかったかと疑われる。ユニバーサルフロンティア理論においてその粒子とはクォークに他ならない。
3)相互作用による対称性の破れ
点電荷による電気力線は、それが単独に存在する限りにおいては球対称であるが、近くに異種または同種の電荷が存在する場合にはその対称性が崩れる。その現象を相互作用によるものと理解した場合に、南部=ゴールドストンボソンの正反からなる対が出現していると考える。ユニバーサルフロンティア理論においては電荷-1のTボソンなどからなっているT反Tが無数に出現していると考える。このT反Tはワインバーグ=サラム理論におけるBボソンの元粒子であるので、実際には無数のフォトンが出現することになる。
4)ハイパーチャージによる破れ
1)2)の結果として、ユニバーサルフロンティア理論においては、クォーク及びレプトンの電荷についてその量をQとした場合に次のような公式が成立するものとする。
Q=I₃+Y/2(Yはハイパーチャージでクォークでは+1でレプトンだと-1)
それらからくる必然として、クォークについて韓=南部模型が適用されるように標準模型を改革し、あるいはそこから演繹される結果として、大統一に革命的な変化をもたらすことになる。