ユニバーサルフロンティア理論は世界を救う

GUTこと大統一理論を上回る現代最高の物理理論を公開したいと思う!こう、ご期待・・。

インフレーション宇宙は光円錐に近いのか?

2006年11月22日 | Weblog
 インフレーション宇宙とは一般相対性理論に関するド・ジッター解(物質が無くてエネルギーだけの宇宙)をビッグバン宇宙の前段階として採用した宇宙論です。宇宙は一点に近いところから指数関数的に急膨張してかなりな大きさに育った後で物質粒子が出現したとするのです。その際に、空間が光速度を超える膨張をいたしますが、それは「座標系ごとの膨張で物質粒子の移動でないから光速度一定原理の適用を免れる」という言い訳をいたします。

私も、ずーっと、そう(言い訳だって正しい、と・・)素朴に信じていました!

 しかるに特殊相対性理論の解の一つである「光円錐をそのまま当てはめてもビッグバン宇宙に似てくる」という指摘を受けて考察していたら何やら頼りにしてきた認識(宇宙は三次元球面の表面部分)が要らぬな拘り(こだわり)に思えてきたんです。光円錐の中は宇宙論に必要な結論のすべてが含まれています。例えば「宇宙の外には出られない」とか「どの点も中心になれる」とか「どの点も対等」だとかです。そして詳しく解釈していったら次のような事実にぶち当たりました。

1)光円錐の観測者OとOから観て相対速度の大きな事物Xを設定します。
2)Xに経過する固有時間はOと比べて非常に短いです・・。
3)Xを中心にする座標変換を施せば、
4)OはOから観たXとは逆の位置(鏡点)に来ます。
5)Oに経過する時間はXよりもさらに非常に短くなります・・。
6)すべての点で時間変数を揃えたら原点にてあらゆる素領域が揃って存在したことになるので不合理です!

このことは光円錐そのものではインフレーションにもビッグバンにも為ってくれないことを意味しています。

7)だったら光円錐と近似だということにしたらどうでしょうか?

 ホーキングは近い考察を加えていたようです。極小の虚時間球を実時間に展開したら双曲面になるのでしたが、その姿は、光円錐を漸近面として外側(空間的な領域)において展開されます・・。それでも、最初から体積の有る存在(UFTでいうアトムまたは素領域{φ})なので、むしろ何もかも光速度の内側の現象です。ここで「光円錐には主観が存在する」ということを思い出したらいかがでしょうか。あらゆる点が中心点に為れるのです。ですからホーキングのように「表面を宇宙」だと考えているようではモッタイナイというのが本当なんだと思っています。一次元下げて、光円錐や、双曲面を、時間変数で輪切りにした「円板が宇宙である」と考えた方が現実的でしょう。不思議や、不思議、あら不可思議、円盤内の点はどこもかしこも対等です。すべての点が中心(観測者)であり、また、すべての点がいちばん端っこ(最大速度)なんです。

いちばん端っこに経過する時間は最小ですが、すべてをそれに合わせたらどうなるのか?

 答えは「その時刻に合わせた図を描ける」ということです。そうしたらインフレーション宇宙の基礎になります。そこで展開される物理現象こそが【量子インフレーション】である、というのが私が世界に誇るUFTことユニバーサルフロンティア理論からの回答です、はい・・。


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